レイコサンお絵描きの先生になる
25才 結婚してからのレイコサン、自分が何者か悩む
レイコはどこ?レイコは何?
田んぼの真ん中にポツリと建つ借家の塊に暮らすを毎日。
「船本さんの奥さん」 「だいちゃんのおかあさん」しかない毎日。
それよりなにより
結局一番つらいのは、「私に何ができる?」だった。
出来ること
料理に挑戦!
「暮らしの手帳」と「ミセス」に掲載されている料理とお菓子を家計が許す限り、全部作ってみる。
なかなかできなかったふんわりスポンジケーキが焼けるようになるとか、暮らしの手帳は、色々な基本が学べましたねぇ。
ぐずぐず泣きながら暮らした何年。
「僕とダイスケがいるのに、なんで?」「いいや!そんなことと違うのよ!」
夫も困った事でしょう。
30才 お絵描き先生デビュー!
最初の一歩
そんなある日
「うちの子に絵を教えてくれへん?」
と頼まれた。
「えー!資格も何もないわ。」
「いいやない。」
「じゃぁ、遊びに来て。」
迷いながら始まったお絵描きの先生。
1年生の女の子4人からスタートしました。
私のおしごと
子どもとアート
子どもの成長がアートかも!
生まれたばかりの子どもにとって、毎日が発見!
それがずーっと続く。
発見して、試してみて、驚いたり、喜んだり、泣いたり
アートとは、発見や驚き、喜怒哀楽を表現するものだと思う。
とすれば、彼らは毎日驚きや発見を繰り返し、成長と共に脳内のニューロンにためこんでいる。
あちこちにためられたそれらのニューロンを紐解き、つなぎ合わせていくのが私のおしごと。
わくわく!どうなる?どうする?わーいみんなでつくろ!
行動経済学という学問があります。
小さな頃に、アート(音楽・絵画など)に接していると、大人になって穏やかな社会的な人間になるかの世が高い。未就学時に非認知能力を高めると、2・30年後の社会経済に貢献できるというデータがあるのです。
証明できるデータがあるのは、独自のお絵描き教室を長年経営してきた者にとっては、心強い。
しかし、「データが先にありではない。」と思うのです。
わくわくしなければ始まらない!