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051 ペットロスと「公認されない悲嘆」

アメリカの老年学の学者、ケニス・ドカは、ペットロスを含む、社会から理解されにくく、認められにくいグリーフを「公認されない悲嘆(Unfranchised Grief)」という言葉で表しました。

動物愛護の先進国と言われるイギリスや、7割の世帯がペットを飼っているというアメリカでは、"ペットロス"を検索すると、非営利団体などの"ペットロスのためのグリーフサポートグループ"を見つけることができます。そうしたサイトでは、共通して「ペットの死はなぜこんなにも辛いのか」と「そのグリーフとどう向き合うか」が主なテーマとして紹介されていました。少しだけペットロスについて調べたことを、第51回目のエピソードでシェアしています。よかったらお聞きください。

関連記事と本のご紹介

「公認されない悲嘆」の概念については、こちらがとてもわかりやすくまとめられているかと思います。

『ペットロス いつかくる「その日」のために』の著者 伊藤秀倫さんが、出版に先立って執筆された記事がこちらです。

前回(第50回)ゲストに来ていただいた葉月美雨さんの主催する「虹の橋ゆうびん館」は、亡くなったペットの子へ手紙を書くことで、ペットロスに苦しむ家族の心をサポートするお取り組みです。


聞かせてください

番組の感想のほか、ご自身の物語、分かち合いたいグリーフのご経験をお持ちでしたら、ぜひこちらからシェアしてください。大切に読ませていただきます。

https://forms.gle/7qwwmifA9DGmWduN8

ポッドキャスト『ナミダの種まき』


ポッドキャスト番組『ナミダの種まき - グリーフケアの学びと私』は、大切な人やものをなくす悲しみに、そっと寄り添うグリーフケアの学びをシェアしていく番組です。

いろんなプレイヤーでお聞きいただけます。

ブラウザ:https://tanemaki.buzzsprout.com
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