#25 「継続は力なり」の呪縛。6/100
■娘の習い事
前回続けられない自分に劣等感があることを書きましたが、それを突きつけられるような事が起きました。
娘が
「ピアノ、辞めたい」
と言ってきたのです。
ピアノ自体は娘がやりたいと言ってきたわけではなく、私が良かれと思って。
なので、辞めたいと言ってきたら「辞めよう」と思っていたんです…
ー頭の中ではー
実際言われると、やはり色々と考えてしまう自分がいました。
■我慢という名の美徳。
わたしが幼い頃は
《継続は力なり》
《石の上にも三年》
が当たり前で、やったことをすぐやめるなんてあり得ない世界だった気がします。
「自分でやるって決めたんでしょ?」
「こんなのも続かないようじゃ、この先も何も続かないよ??」
何度この言葉を聞いてきたことか…。
そして不満はありながらも、とりあえず続ける。
習い事とか塾とか部活とか、
ーそれを習得して自分がどうなりたいか?ー
ではなく、
ーとりあえず続けることー
それが目的に変わってしまったかもしれない
…と今は思います。
それが『我慢という名の美徳』
■葛藤からの結論。
もちろん続けたことで見られた世界とか、得られた感情もあるので、嫌な思い出ばかりではありません。
「続けられた!」
という達成感ももちろんありますし。
それがあるからこそ、、、
娘に素直に「辞めて良いよ」って言ってあげられない自分がいるんですよね。
どっちにも良い面・悪い面がある。
どっちに転んでも良くも悪くもなる。
その確率は50vs50。
極論…
どっちでもオッケー。
そういうことで。