怪我した鳩から人間へのメッセージ
私の毎日の日課はお庭に来る野鳥達の餌やりです。泊まりがけで出かけない限り毎日欠かさずあげています。特に餌がなくなる冬は彼らの冬越しの助けになるのでこちらイギリスでは野鳥の餌やりは推奨され、野鳥用の鳥の餌はたくさん販売されています。鳩や雀を中心にコマドリ、シジュウカラ、ブラックバード、カササギなどが入れ替わり立ち代わりやってきて、バードウォッチングを楽しんでいます。
クリスマス前のある日、毎日やってくる一羽の鳩が怪我をしていました。背中の羽が取れ皮膚が赤くむき出しになり、片足も怪我をしていて、全く地に足がつけない状態。なんとか片足でゆっくりぴょんぴょんと地面を移動していました。幸い飛ぶことは問題ないようでした。
私の頭にすぐによぎったのは、「助けてあげたい」「治療が必要だわ」と。
比較的慣れていて近くまで寄れるので手で抱き上げられるかもしれないと思い近づきつつ、ハッと我にかえり、鳩の気持ちを聞いてみないと…とアニマルコミュニケーションでその鳩に話しかけてみました。
私「怪我しているあなたを助けてあげ
たいんだけど私の助けは必要?」
鳩「助けって何のために?」
私「安全に休む場所を作ってあげられるし、怪我の治療もできるわ」
鳩 「そんな助けはいらない、でもここに毎日食べに来るわ」
私 「わかったわ!じゃあ毎日必ず食べに来てね」
ということで、鳩の気持ちを尊重して見守ることにしました。感覚的に受け取ったメッセージの感じでは雌鳩のように感じました。
それから仲良しの鳩達と一緒に毎日欠かさずやってきては餌を食べ、時にはガーデンのドアから覗き込んで催促するほどでした。
あれから3週間余り、あんなに痛々しかった怪我した背中の羽は少しずつ伸び、ほぼ皮膚は羽根に覆われ、恐らく痛みで伸ばせなかった足が少しずつ下ろせるようになり、今はほぼ回復したといっていいくらい元気に歩けるようになったのです。
この様子を見守りながら強く感じたのはこれはこの鳩から人間へのメッセージだと。
野生には病院はありません。
私達のカラダには自然治癒力というものがあり、生きようとする生命力があれば体は自分の力で回復できるということ。
現代の人間はあまりにも病院、薬、治療に頼ってしまいがち。本来人間の持つ自然治癒力、自然免疫力をベストな状態に保つためにも心と体にいいことを自分で考え、自分が責任を持つことでカラダは必ず答えてくれるのではないでしょうか。
これはまさに一羽の鳩からの今のコロナ渦にある人間へのメッセージだと思えてここにシェアさせてもらいました。
やっぱり動物は凄い!💕
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