保育士試験を受けてきました
10月19日(土)と20日(日)の2日間、
保育士試験を受けてきました。
保育士試験の概要
保育士試験には筆記試験と実技試験があるのですが、
筆記試験の全科目に合格した人だけが実技試験を受験することができます。
筆記試験は全部で9科目!
1 保育原理
2 教育原理
3 社会的養護
4 子ども家庭福祉
5 社会福祉
6 保育の心理学
7 子どもの保健
8 子どもの食と栄養
9 保育実習理論
です。
各科目6割が合格ライン。
科目合格というシステムが採用されていて、
合格した科目については原則3年間合格扱いされるので、受験しなくてもいいそうです。
確かに試験のとき、1~2科目だけ受験している人がいました。
他の科目は以前に合格していたんでしょうね。
試験勉強
私も、この科目合格のシステムを使う気満々でしたが、
勉強を進めるうちに気付きました。
科目間で試験範囲がかぶりまくっていることに!
そして、範囲がかぶっている箇所について、
テキストの各科目に記載されているものもあれば、
1科目にしか記載されていないものもあることに!
ということは、もし1科目だけ落とした場合、その科目のテキストと問題集だけを勉強すればいいということにはならず、合格した範囲についてももう一度目を通す必要が出てくるということです。
試験日までにテキストに一通り目を通すことができるかどうか、という瀬戸際にいた私。
他の科目とのかぶりがない「子どもの食と栄養」と「保育実習理論」以外の7科目について、全部取りに行こうとするか、絞った方がいいかを、試験2日前の時点でも迷っていました。
そして、結論としては、全部取りに行くことにしました。
「濃く、狭く」よりも、「薄く、広く」を選択したわけです。
捨てるとすれば他の科目とのかぶりがない「子どもの食と栄養」と「保育実習理論」だと考えていたので、
「子どもの食と栄養」は、1日目の試験が終わるまで全く手を付けておらず、1日目終了後から2日目の朝までにテキストに一通り目を通しただけで試験に挑みました。
「保育実習理論」については、テキストと問題集は一通りこなしましたが、音楽問題は捨てることに決めました。
試験当日
そして試験当日。
時間がなく過去問を解けなかったので当日に気付いたのですが、筆記試験は時間に余裕がありました。
7科目は問題20問に60分が与えられていて、試験開始から30分を経過したら途中退室することができます。
(「教育原理」と「社会的養護」は10問30分の試験で途中退室できません。)
私は途中退室ができる7科目について、全部30分で退室して、残りの時間で次の科目の知識を頭に叩き込んでいました。
解答速報
1日目が終了し、翌日の準備をしながらも気になる解答速報。
保育士試験って、当日の解答速報がほとんどないんですね。
1か所だけ当日に解答速報を出していたところがあったので、気になって夜中にチェックしてしまいました。
結果・・・
4科目中3科目が撃沈。
20問中12点取らないといけないところ、3科目は9~10点しか取れていませんでした。
これで4月の受験も決定か~と少し気が楽になりつつ、それでも少しでも科目合格しておきたいと、2日目も気を抜かずに走りぬきました。
そして、2日目が終わった夜、またその解答速報のHPを見てみると、なんと結構な数の解答が訂正されていました。
まさかと思い、懲りずにチェックすると・・・
なんとダメだと思っていた3科目とも12点に達していました!
というか・・・結構いい加減なものなんですね。保育士試験の解答速報。
自己採点の結果
日曜日に試験が終了し、ユーキャンは月曜日、火曜日、水曜日と3日に分けて解答速報を公表しました。
他のところもいくつか公表しています。
水曜日の現時点で3つの解答速報で自己採点したところ、次の結果でした。
保育原理 17/20
教育原理 8/10
社会的養護 9/10
子ども家庭福祉 12/20
社会福祉 13/20
保育の心理学 12/20
子どもの保健 15~16/20
子どもの食と栄養 14/20
保育実習理論 12~13/20
一応全科目6割以上取れました!
ギリギリのラインにあるものが2科目あるので、万が一のこともありますが。
自分が一番驚いています。
まさか合格できるとは思っていなかったので、実技試験の前に旅行の予定を入れてしまっています。
実技試験に向けて
実技試験では「音楽」「造形」「言語」から2つを選択します。
私は「造形」「言語」を選びました。
「造形」は、「保育の一場面を絵画で表現する」
「言語」は、「3歳児クラスの子どもに3分間のお話をすることを想定し、子どもが集中して聴けるようなお話を行う」
という試験です。
言語はともかく、とにかく絵がヘタなので、造形に力を入れないといけません。
ここまできたら一発合格したい!
試験日は12月8日。
これから一から学びます。
筆記試験の反省を活かして、早めに対策に取り組みます。
応援して下さるとうれしいです。