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保育士試験の実技を受けてきました

12月8日に保育士試験の実技(造形・言語)を受けてきたので、一日の流れや雑感を書いてみたいと思います。

ガイダンス

朝9時にガイダンスが開始。
造形の試験が行われる2教室に全受験生が集められていたようです。
造形の受験生は、自分が受験する教室でガイダンスを聞くことになっていたので、造形を選択している私は
「はい、受験番号〇〇番ね。こちらの教室へどうぞ。」
と案内されたんですが、廊下に張り出してある受験番号に私の番号がない・・・
「番号がないんですが」
と言うと、
「え?本当に造形で間違いない?」
と言われる始末。
結論は、そのおじさんが間違った教室を案内しただけでした。

(自分が間違っているのに、なんでこっちが間違っていることを前提に話すねん!とイラっとしたことは内緒です笑)

ガイダンスのときは、受験する席ではなく、空いている席に座りました。
机の上にガイダンスの内容と個々の受験時間が書かれた用紙が置かれていたのでチェック。
ネット調べで、造形の試験は9時30分に始まると思っていたのですが、この用紙を見て9時45分開始と知りました。
ということは、10時10分頃には色塗りを始めないとな、と計算。
他にも、初受験で完全独学なうえに準備不足の私にとっては初めて知ることがその用紙に書かれていたので、ちゃんと読みました。
ガイダンスと造形の会場は2号館、言語の試験会場は1号館と記載されていましたが、1号館がどこにあるのかはその用紙からはわからず、ちょっと戸惑いました。
でも、言語までに3時間(!)の待ち時間があったので、あとで探そうと切り替えました。

ガイダンスはその用紙を読み上げるだけの内容でした。

造形

ガイダンスが終わると、造形を選択していない受験生が教室から出ていき、造形の受験生は受験番号シールが貼られた席へ移動。
そしてトイレに行ったり、机の上に色鉛筆などをセッティングしたりと準備をしました。
20分くらいは時間があったかな?
私はトレーシングペーパーを使って基本姿勢の絵を写していました。
そして9時35分くらいから、試験官が問題用紙と解答用紙を配布し、説明をし始めました。
受験票には受験番号とバーコードが印刷されたシールが4枚あり、そのうちの2枚を造形の解答用紙に貼らないといけなかったのですが、9時43分くらいまで何の指示もなくドキドキしました。
ギリギリになって
「名前を記載して、シールを貼ってください」
との指示があったのですが、シールを貼り、名前を書き終えた直後に「始めてください」と言われたので、言い忘れていたのかもと若干疑っています笑

造形の問題は園庭での5歳児クラスのどんぐり遊び。
「園庭で」
「いろいろな材料や用具を使って」
というところに引っ掛かり、なかなか情景がスッと思いつきませんでした。
室内でいろいろな材料や用具を使う場面は思い浮かんだのですが・・・
後から考えてみると、娘はよく砂場でどんぐりを使っておままごとをしているな!と思い出したのですが、本番のときは思い出せませんでした。
そんな状態なので、私が書いたのは
・こども1人と先生が水を入れたバケツにどんぐりを入れたところを見ている
・大きなどんぐりを見つけたこども1人が、先生に向かって走ってきている
・こども1人がどんぐり拾いをしている
という情景でした。
下書きは10時10分くらいに終えれたはずなんですが、
「残り5分です」
と言われた時点で、こども2人の服と背景を塗れていませんでした・・・
一瞬頭が真っ白になりましたが、そこから震える手で大急ぎで塗りました。
一応全部塗れたはずですが、時間不足のせいでとてもとても雑な塗りになってしまいました。
後から考えると、どんぐり拾いをしている子が1人でポツンとしてしまっていることも気になります。
5歳の息子がこういうタイプなので、そこに引っ張られたのかもしれません(;'∀')
採点をする先生方に「こういう園児もいるんですよ!」と、大きな声で伝えたいです笑

待ち時間

造形の試験は10時30分に終了したのですが、私の言語の受験時間は13時50分。
集合時間が20分前の13時30分だったので、3時間の空き時間がありました。
この空き時間は少しゆっくりしたり、お昼ごはんを食べたり、言語の練習をしたりして過ごしました。

言語

13時25分くらいに集合場所に指定された教室へ行くと、試験補助の方から「間に合いましたね」と言われました。
驚いて「え?遅かったですか?」と聞くと、「どんどん進んでいるので」とのことだったので、予定より早く試験が進んでいるのかと思ったのですが、実際は若干遅れ気味でした。
私よりあとに受験する方が早めに教室へ来ていたので、私が遅かったように感じたようです。
集合場所の教室の、廊下を挟んで向かいの教室が試験会場で、名前を呼ばれた受験生3人が廊下に並べられた椅子で待つシステムでした。
当日は寒い日だったこともあり、この廊下がとにかく寒かった!
試験直前の1人は上着を脱ぐように言われましたが、残りの廊下で待っている2人の受験生には「寒いので上着を着といてくださいね」とお声がけされていました。
廊下で待っていると、試験会場の教室から受験生が実演している大きな声が聞こえてきます。
初めて受験をする私は、前の3人が実演している声を聞いて、声のボリューム、テンションなどを学び、自分の実演に取り入れました。
前の3人のうち、2人は「おむすびころりん」、1人は「3匹のこぶた」でした。
順番が私の直前の「おむすびころりん」を選択した方は、別の方の「おむすびころりん」が聞こえてきたとき、耳を塞いでいました。それぞれ台本が違うので、聞こえてきたものに引っ張られて間違えてはいけないですもんね。
私はマイナー?な「ももたろう」を選択していたので、前の方々の実演に聞き入っていました。

私の順番が来たときには時間が押していたので、
「前の方が出てきたときに開いたドアから、そのまま入ってください」
と言われました。
入ると荷物置き場がある、と言われていたのですが、右にも左にもそれらしき机があり、少し戸惑いました。
試験官から「受験票からシールを2枚持ってきてください」と言われ、本当は受験票を荷物置き場に置いてこないといけなかったのに、緊張していたのもあり、受験票ごと試験官のところまで持っていってしまったことは反省点です。
試験官に
「そちらに座って、名前を言ってください」
と言われたので名乗り、不要かな?と思いながら少しボリュームを下げて「よろしくお願いします」と言いました。
「もう始めてもいいですか?」と聞かれ、了承すると、すぐに「では始めます」とストップウォッチを押されました。
試験官がストップウォッチを押すタイミングで立ち上がり、ガイダンス資料にしたがって「ももたろう」と題材を言ってからスタート。
直前に何度も繰り返し練習をしていたこともあり、時間ピッタリに終わることができました。
「ありがとうございました。」と言い退室し、全て終了しました。

まとめ

保育士試験の実技は、採点基準がわからないですよね。
「落とす試験ではない」とは言うけれど、落ちる人がいることも事実。
造形が終わった時点でどよーんとしていましたが、ネット検索をしたところで何がわかるわけでもないので、ひとまず受験したことを忘れることにしました。
幸い、子育てと家事と仕事で毎日てんやわんやなので、忘れることは難しくはありませんでした。

合格発表は1月中旬。
もし不合格だったら・・・もう一度頑張る気力があるかな?💦
そのときになって考えようと思います。




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