究極のかわいさ、おかんアートとグラニーアート。でも......
日本の「おかんアート」と欧米の「Granny's crafts(おばあちゃんの手芸品)」は、どちらも主にお年寄りが手作りする趣味の手芸品で、かわいらしさやノスタルジックな魅力が特徴。でも、その可愛さに反して、もらった側が「飾る場所に困る」という現象も共通して見られます😊 この微妙な扱いの難しさも、これらのアートに特有のユーモアとして親しまれています。
おかんアートとは?
「おかんアート」とは、日本で年配の女性、特に「お母さん〜おばあちゃん世代」が趣味で作る手芸品のことで、毛糸やフェルト、折り紙、ビーズ、広告、新聞紙など、身近な素材を使って作られることが多く、雑誌やテレビで紹介されることもあります。たとえば、毛糸で作ったアクリルたわし、フェルトで作った小物入れ、ビーズで飾られた飾り物などが典型例です。
おかんアートの特徴は、シンプルで素朴なデザインに加えて、時に「これ、どう使えばいいの?」と思わせるほど独創的で自由な発想が盛り込まれていることです。例えば、キッチンや玄関に置くかわいいけれど実用性に乏しい飾り物などが挙げられます。
Granny’s Craftsとは?
一方、「Granny's crafts(おばあちゃんの手芸品)」は、欧米で一般的に見られる高齢者が作る手芸品を指します。編み物やパッチワーク、クロスステッチ、かぎ針編みなど、伝統的な技法が使われることも多く、温かみと丁寧さが特徴です。グラニー・スクエアというかぎ針編みのモチーフも有名で、ベッドカバーやソファのクッションカバーなど、家庭を彩る実用的なアイテムがよく作られます。
Granny's craftsの作品は、ビンテージ感があり、昔ながらのデザインや色合いが特徴的ですが、やはり現代のインテリアに合わない場合もあり、飾るのに少し困ることがあります。私も飾ってませんが、眺めるのが好きです😊
共通点と特徴
おかんアートもGranny's craftsも、作り手の世代的な視点や愛情がこもっていることが共通点です。どちらも「かわいい!」と思わせる作品が多く、見る人にほっこりした気持ちを与えます。しかし、同時に「これ、どこに飾ればいいんだろう?」と悩むことも珍しくありません。
例えば、毛糸で編まれた不思議な形の人形や、細かいビーズで作られた飾り物など、一見かわいらしいけれど、そのテーストが現代のモダンなインテリアに合わない場合があります。これらのアート作品は、どちらかと言えば懐かしさや昔ながらの温かさを感じさせるため、その意味では「実家」や「おばあちゃんの家」っぽいイメージが強いんです。
かわいいけど飾る場所がない問題
こうした手工芸品は、感謝の気持ちを込めてプレゼントされることも多いですが、もらった側としては、少し困惑することも。どこに飾ろうか迷った挙句、タンスの奥にしまわれたり、リサイクルショップに寄付されることもしばしばです。
最後に
おかんアートもGranny's craftsも、その愛らしさと温かさに惹かれる反面、現代的なインテリアにどう溶け込ませるかという難しさも伴います。それでも、これらの作品は作り手の愛情が込められた一品です。もしもらったなら、できる限りその心意気を感じ取りつつ、ちょっとしたコーナーを設けて飾ってみるのも良いかもしれません。
Granny's Craftsばかりを扱っているお店があるのですが、正直なところ、滅多に買うことはありません。それでも、店内には可愛さや懐かしさが溢れていて、訪れると心がふわっと温かくなるんです。申し訳ないなと思いながらも、小さな小物をひとつ買って帰ることがよくあります😊
たまに行くGranny's Craft 専門店。
次の写真は私が作ったおかんアート的クリスマスネックレスです。友人や自分用に何個も作りましたが、一度も使った事ないです。多分友人も使ってないと思います。