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楽しい選挙の歩き方【衆院選2024】~東京19区の場合
総理大臣が石破さんになったと思った途端、突然降ってわいてきた衆議院議員選挙。
みなさま、投票先はもう決めましたか?
期日前投票所も増えてきて、もう投票したよ!という人もいるかもしれません。
ローカル政治ウォッチャー歴約6年、民主主義オタクの私ですが、選挙を重ねる中で、なんとなく私なりの【楽しい選挙の歩き方】が見えてきました。
まちもメディアも騒がしいなら、やっぱりこっちも踊らにゃソン!ソン!
最大限楽しみながら選挙期間を過ごしていきたいと思っています!
というわけで、私なりの今回の選挙の歩き方をご紹介。
(初めに行っておきますが、私の超個人的な視点です!)
みなさまもそれぞれの楽しみ方を見つけてみてください!
ではでは、いってみよー!
■ 選挙の仕組み
まずは、今回の選挙の概要から。
今回の選挙は、衆議院議員465人を選ぶ選挙。
大きく分けて2つの選び方があって、
◇小選挙区
ざっくり3つくらいの自治体(平均有権者数36万人くらい)から、1人が選ばれて決まるのが、全国で289人。
◇比例代表
箱推し+敗者復活的な感じで、政党の枠の大きさで決まるのが176人。
なので、投票行動としては、
自分が住んでいる選挙区の候補者から1人[1枚目]と
箱推し+敗者復活的な枠として推したい政党を1つ[2枚目]
を選ぶ形になります。
比例代表の敗者復活枠は、どれだけ惜しい状況で落選したか(惜敗率)で決まったりするので、選挙区の勝ち負けそのものも大切ですが、単純な勝ち負けだけではないというのも、選挙制度の奥深さです。
(党によっては、比例代表に敗者復活枠がなくて、純粋な箱推しのみの政党もあります)
現在の選挙制度の中で、どこまで一票の重みが大切にされているのか。
その醍醐味を味わうのもまた、選挙のおもしろさの1つだなぁと思ったりもしています(民主主義オタク)。
■ 東京第19区の特徴
私が住んでいる国分寺市は、小平市・国立市と合わせて有権者数が約33万人の東京第19区です。
東京第19区の特徴としては、
● 副大臣経験者同士である、自民党松本さん(51)と立憲民主党末松さん(67)による、激しいデッドヒートが20年近く繰り広げられている。
● 激しいデッドヒートのため惜敗率が高く、負けた方も比例代表で復活する事が多い。
というのがあります。
郵政選挙や政権交代といった、大きな波がくると、比例復活もできないくらいの差がつきますが、そうじゃない限りは差がつかない事がほとんど。
今回も情勢情報としては、この2人が[激しく競り合う]と第一報が出ています。
今回もデッドヒートになるのかならないのか。
当確が一番最後に出る選挙区になるかならないか、なんてところも東京第19区の見どころです😆
■ 立候補者の注目ポイント(東京第19区)
そんな中での、今回の立候補者の注目ポイントをご紹介。
今回は、自民・立憲・維新・共産から4名が立候補しています。
私は「よくわからなかったら一番若い人に投票する」と決めていた時もあるくらい、政治家の世代交代が大事だと思っている側面もあるので、若い順に紹介していきます!
(超個人的視点です!!)
(先に謝っておきます!!!)
(すみません!!!!)
◆日本維新の会・吉田圭一郎さん(32)
自民・立憲のお二人に割って入ろうとする、維新の新人吉田さん32歳。
北京大学や東南アジアに留学に行かれていたりと、国際関係にも強く、東アジアの平和外交を訴えています。
32歳という若さで、その力はまだまだ未知数。これからの活躍が楽しみな候補者さんです!
https://yoshikei-ishin.com/
◆自民党・松本洋平さん(51)
話題となっている裏金問題には関わっていない、自民党の松本さん。自民党内の若手中堅議員として、副大臣を二度経験されるなど、手堅く活動されています。この前の総裁選では、コバホークこと小林鷹之さんを応援されていたようで、これからの自民党を担っていく一人なのかなぁ。
地域のいろんなところに顔を出してくれる、フッ軽議員としても有名です。
自民党の逆風は松本さんに降りかかるのか、降りかからないのか。元銀行員という経済に強い側面を活かして、この経済難をどうにかしてほしいです!
https://matsumoto-yohei.com/
◆共産党・いでしげ美津子さん(60)
共産党の北多摩東部地区委員長として、主に小平市・西東京市でご活躍されてきた、いでしげさん。これまでも衆議院選挙に出たり、小平市や西東京市で都議選に出たりされています。40年間、党の職員として共産党を支えてきているので、共産党の政策は熟知されているはず。
共産党は、前回の選挙では19区に候補者を立てていなかったのですが、今回はいでしげさんが立候補。そのことで、立憲の末松さんに集まっていた票が動くのか動かないのか、そのあたりも気になります。
https://www.jcp-tokyo.net/page-97794
◆立憲民主党・末松義規さん(67)
元外務省の外交官の末松さん。議員としての経験も長く、民主党政権時代には副大臣も経験。そんな背景を受けて、安全保障には強い思いを持っています。国会内では財政金融委員会に長く所属していました。
実績等は申し分ないのだけど、失言がポロリと零れ落ちてしまうタイプのようで、時々炎上しているのをお見かけします。
67歳。そろそろ政治家としての総仕上げの時期。菅さんから受け取って育ててきたバトンを、次は誰に託していくのか。いや、まだかな。どうかな。
https://www.y-sue.net/
はてさて。今回は誰に入れようかなぁ。
この選挙期間の中で、直接話を聞ける機会があったらいいのだけど。文字で見る情報と、実際に直接会って受け取る情報は大分違うから、できる限りお話している姿は見てみたいなぁと思っています。
4人だけだしね。土日とかに駅で待ってたら、順番に街頭演説に来てくれるかもしれません(笑)
せっかく政治家に気軽に会える選挙期間なので、立候補者の方々に会いに行ってみてもらえたら、ちょっぴり楽しくなるんじゃないかなと思います!
■ 箱推し+敗者復活の比例代表
そして、忘れちゃいけないもう一つ。
箱推し+敗者復活的な、政党の枠の大きさで決まる比例代表。
そもそも比例代表ってどんな仕組みなの?
箱推しって?敗者復活って?
結局のところ、それぞれの政党ってどんな政党?
今回の争点となる注目の政策って?
今の党勢は?政局は?
と、そんなことを別noteにまとめました。
比例代表選挙については、ぜひこちらをお読みください!
ちなみに、私は個人的な推し議員が、国民民主党の伊藤孝恵さんということもあり、党としても国民民主党を推していますが、東京19区には国民民主党の候補者はいません。
なので、比例の東京ブロックの中で、この人には通ってほしい!という国民民主党の候補者さんを探して、その方が当選もしくは高い惜敗率となるように願いながら、政党に一票入れる形になるかなぁと思っています。
■ 東京19区以外の注目候補者
そしてそして、東京19区以外の選挙区にも素敵な候補者の方々がたくさんいます!
特に今回は、新人候補者の方々が、おもしろい!!
調べれば調べるほどご紹介したい人があふれて出てきたので、注目の新人候補者さんを、こちらの記事にまとめてみました。
こちらもよかったらぜひ見てみてください!
まだ見ぬ素敵な候補者の方との出会いが、あなたをお待ちしているかもしれません!!
■ 総じて・・・
ふーーーー。楽しい歩き方と言っておきながら、3つも記事を書いたら、さすがに疲れました(笑)
でも、それでいいのです。選挙に命をかける必要はありません。
自分が楽しめる範囲で、楽しみたいところを、楽しんでいくというところが大切かなと思います。
人で選ぶのか、政党で選ぶのか。
政策で選ぶのか、政局で選ぶのか。
性別で選ぶのか、年齢で選ぶのか。
それまでの経験で選ぶのか、これからの可能性で選ぶのか。
演説の内容で選ぶのか、ホームページの文章で選ぶのか。
あのね。どれも、正解です!!
そして、自分の今回の投票が後から振り返ると「間違っていた!!」と思う事。それも正解です。
だって、毎回100点満点の投票なんてあり得ません。
納得いかないけど、なんだかんだと自分の中で理由をつけて、それっぽい投票をする。
それで、選ばれた人が政治家として、政治を行っていく。
でも、人も社会もどんどん変化していくから。
だから選び直しが必要となるわけで、それが「選挙」なわけです。
間違ってもいい。信じて投票して裏切られてもいい。
自分なりの理由を持って、一票を投じてみるところから、
私たちがつくる「私たちの社会」は始まります。
私も、とはいえ、どうしようかな。
まだまだ迷っています。
選挙期間という、政治家と市民の垣根がグッと取り払われる期間だからこそ、会いに行ける人に会いに行ってみてもらえたらと思います。
会いに行けなくても、今は動画とかも見れるし!いろんな情報に触れてみてほしいなと思います!
あと、せっかくだったら、自分の選挙区の情報とか、まとめて発信してみるとおもしろいです!これ見てる人、一人でもいいからやってみてほしい!
発信しようとすると、めっちゃ調べるし(今回も、めっちゃ調べた!!)、調べる中で自分なりの視点も見つかってきます。
せっかくのお祭りだしね。
お祭りを盛り上げるのは、お祭りを企画している人たちではなくて、勝手に騒いで楽しんじゃう一人ひとりの市民です。
と、私の視点で見てみると、今回の選挙の歩き方はこんな感じ。
皆さんの選挙の歩き方は、どんな感じですか??