子どもの宿題にまつわる自分のモヤモヤを語ろう:学校と学びの勉強会#3
「子どもの宿題」に、私がものすごくモヤモヤしています。
なぜ先生は宿題を出すんだろう?
10分×学年には、どんな根拠があるんだろう?
ちょうどいい量も難易度もやり方も、その子やその日によっても違うのに、なんで画一的な内容なんだろう?
たくさん書くことは、本当に漢字の定着につながるの?
でも、やらないと授業についていけなくなるんじゃない?
そして、なんで「宿題をやらせなきゃいけない」と感じるんだろう?
さらに、宿題を嫌がる子どもに「やらなくてもいいよ」「終わらなかったら、途中までで持っていけばいいんだよ」と言っても、「やらないのは嫌だ」と言い、それならやればいいのに、やりたくないとグズグズする。
そして、本人の問題だからと放っておけば宿題忘れや遅刻になり、先生から呼び出されたり、学習が滞ったり、本人の問題と言いつつもやっぱり気になってしまい、様子を見て、結局は声をかけてしまったり。
もう本当に、モヤモヤが止まりません!!
このモヤモヤにみんなはどうしてるのか?
「宿題は社会で生きていくために必須だと教えている」
「終わるまでゲームもテレビも何もなしにしている」
「強いストレスになるくらいなら親がやればいい」
「先生と話して、免除してもらってる」
「完全に放っておいてる」
私が聞く限りでも、皆さん本当に様々な対応をされています。
でも、それぞれの対応は、なんとなくわかるようなわからないような。。。
そこで、なんでそうしてるの?と聞いていくと、これもまた様々な答えが返ってきて、どうやらこういった対応の裏には、各家庭の価値観が隠れているように思われてなりません。
そもそも「宿題」は、子どもの課題であって、親の課題ではありません。
それでも家庭の中に持ち込まれる以上、関係ないと簡単に割り切れるものでもなく、そこに生まれる「違和感」に、家庭としてどう向き合っていくのか。そこに答えを出していかないといけません。
宿題にどう向き合うのかということを通して、子どもに何を伝えられるのか?
子どもが社会と向き合っていく時に、親としてどうかかわっていくのか?
宿題のモヤモヤを深堀していくと、そんなところまでいけるのかも?!
ということで、今回は、宿題にまつわるモヤモヤを深堀りしていきたいと思います。
対話の型「縁パブ」
今回は、宿題のモヤモヤ、つまり一人一人が感じている「何か」を深掘りして、そこからの気づきで学び合う場にしたいと思います。
そのためには、やはり「対話」。意見を聞いて、意見を言う。さらに、今回は問いをつくって、みんなに問いかける、ということもしていこうと思います。
今回使用する対話の型「縁パブ」は、自分たちで問いを立てて話し合いを重ね、途中で振り返りをして、さらに問いを立てて話し合うことで、みんなで一緒に場を作っていくプログラムになります。
哲学対話を体験したことがある方は、そちらに近いかもしれません。
短い時間の中で、テーマについて深く対話していく手法として、様々な現場で活用されています。
宿題のモヤモヤには何が隠されているのか。
私が、我が家が、大切にしていることはいったい何なのか。
ぜひ一緒に、「宿題のモヤモヤ」から始まる、深い深いゆらぎの旅に出かけましょう!
学校と学びの勉強会#3「子どもの宿題にまつわる私のモヤモヤを語ろう」
日時:10月15日(火)10:00~12:00
場所:くにきたべーす(国分寺市光町1-39-9・JR国立駅北口徒歩5分)
参加費:1000円
定員:8名
申し込み:https://forms.gle/y4USw2EYhQQ2WnNeA
【縁パブの流れ】
◆オープニング:オープニングクエスチョンの回答と一緒に自己紹介をします。
今回のオープニングクエスチョンは、「我が家の宿題のルールは?」です。
◆お題づくり:みんなで、今日話したいお題を決めます
◆対話セッション:時間を区切って対話をします。
◆中間ふりかえり:これまでの気付きや、新しく生まれた疑問や、逆にわからなくなったことをふりかえります。
◆対話セッション:最後にまたテーマを決め、みんなで話し合います。
◆クロージング:今日の対話のふりかえりをします。
ファシリテーター:諏訪玲子(シェアリング・ラーニング共同代表)
一人一人を主体とした学びや育ちのあり方や生き方を、日々の中で研究しています。
前職では、縁パブのファシリテーターとしても活動。「子育て×コミュニティ」「スープの冷めない距離を考える」「おせっかいを社会に役立てるには」など、テーマを設けた対話を何度も開催してきました。
主催:シェアリング・ラーニング(通称シェアラン🎶)
東京・国分寺のカフェで生まれた夜スク☆が、「誰でも、いつでも、いつからでも、学び合える場」として新たにスタートしました!
無理なく、楽しく、ランランラン♪
会場のくにきたべーすって?
今回の会場は、国立駅北口徒歩5分のところにある「くにきたべーす」で開催します。
「くにきたべーす」は、駄菓子屋さんを中心に、国立駅北口を面白くする活動をしています。小さい子が遊びに来たり、小学生が好きなことを勉強をしたり、大きなお友達が取りとめのない話をしたりしています。たまり場であり、遊び場であり、学びの場でもある。それが「くにきたべーす」です。
また、「くにきたべーす」では、「ベースクール」という子供が学びたい事を自ら学ぶ場も開催しています。(うちの長男も参加してます!)
子どもたちが正解のない問いを探求するこの場で、子どもたちの宿題にまつわるモヤモヤを探求するなんて!
どんな場になるか、今から楽しみです。