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『メモの魔力』〜ノートとペンで人生が変わる〜

メディアでも有名な、SHOWROOM代表の前田裕二さんの著書。私はこの会社がどんなビジネスを展開してるのか正直知らず、某有名女優さんとのゴシップで前田さんのことを知った程度。なんとなく本の内容に興味がありKindle unlimitedでさらってみた。

概要は、メモをとることで『ビジネス』『人間関係』『夢』、全てがうまくいくというもの。
そんなうまくいくか〜とは思いつつ、頷ける点も多い。何より「メモ」というかなり簡単に始められる習慣が日常に寄り添ってて良い。

◆私がポイントとしたのは以下の6点◆

①メモには2種類ある。「記録用」と「知的生産用」。AIが単純作業を取って変わる現代に至っては、後者が圧倒的に重要。(私の会社でも事務作業は今後無くなる!クリエイティブだ!と日々うるさく言われてる)

②知的生産用のメモとするために、事実の記録だけではなく、「抽象化」「転用」により深掘りする。
▼難しいので、私なりの例。
事実:半沢直樹が高視聴率獲得
抽象化:逆転ストーリー、信念をもった人物
転用:ビジネスでも、自分の想いを自分の言葉で伝えることで相手に刺さる(営業も自分が良いものを売ってる!と思い込むのが得策?)

③メモのメリットは、情報入手や知的生産だけでなく、言語化能力の向上、コミュニケーションスキルにもつながる。(そういえば、直属の上司が個人面談の時にガンガンメモとってくれて嬉しかった)

④メモを自己分析に活用して、人生の軸、アジェンダを作る。選択肢が溢れる時代、「やりたいこと」がある人が1番幸せ。(耳が痛い。まさに、アジェンダ見失ってる系OLです)

⑤考えられる限りの夢をメモする。そしてランク付をする。書き出すことで頭に刷り込む。(夢をランク付ってなんだか斬新!)

⑥メモは努力でなく習慣。(最近『習慣が10割』という本も読んだな)

全体的な感想としては、この人文章うまい!
有名実業家(ホリエモンや、西野さん等)の著書、何冊か読んだが、圧倒的に分かりやすく豊かな文章だった。これもメモ習慣によって言語化能力が高いからなのかな?説得力ある!

情報が溢れすぎてる現代、メモによってしっかりインプットして自分のものにしていくスキルは重要なんだろうなと。

人生のアジェンダを見つける自己分析は少々私にはハードな課題。まずは、社内ミーティングや面談、そして自分の気に入った映画やドラマから、メモで深掘りすることから始めてみよう。

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