2021年1月の記事一覧
【エッセイ】命の洗濯
入浴という行為
こいつは凄く厄介だ
なんていったってお風呂にたどり着くまでは足取りめちゃくちゃダルいが、着いてしまえばこっちのもんや!と言わんばかりにリラックスできしサッパリする
元々お風呂は好きな性格だ
家で入るお風呂も、どこかの温泉にいくのもまたよし
卒業旅行は熱海、伊豆、箱根、草津、別府…
色んな所行ったなぁと思ってたけど
今思えば温泉しか行っとらんな
一人暮らしをしていたとき
【エッセイ】雨の日は嫌いじゃない
雨の日は嫌いじゃない
低気圧で頭が痛くなるけれど
出かけるのも億劫になるけれど
なんとなく気分が下がるけれど
靴も服もびちゃびちゃになるけれど
心のもやもやを洗い流してくれる
雨粒は嫌いじゃない
聴き入ると無心になれる
雨音は嫌いじゃない
代わりに泣いてくれているような
雨空は嫌いじゃない
時々、傘もささずに外に出たい衝動に駆られる
なにもかも一旦忘れて全部台無しにしたくなる
雨の日は
【エッセイ】無明長夜
…。
……。
………。
眠れない。
時々、眠れない夜がある。
何かに囚われたかのように、ずっと目が冴えている。
あぁ、またか。
そんな日はネットサーフィンするに限る。
と、スマホを開き適当にページを開く。
欲しいメイク道具。行ってみたい場所。最近の友達の投稿。芸能人のゴシップニュース。
あぁ、目が疲れてきた。
もう寝れそうだ。
そうして、目を閉じる。
しかし、
月明かり、街灯、
【エッセイ】このどうしようもない世界で
鬱病になった
原因は自分の弱さだと思っている
毎日パソコンと向き合い、
上司に怒られ、
一人暮らしだったため家事をこなし、
職場以外の人とは会話せず、
仕事のミスを寝る前まで引きずっていた
ただ淡々と過ぎる毎日
そんな日々の中で
出勤前にトイレや洗面台で泣くことが増えた
他の友達も同じような生活をしているのに
なぜ私はこんなにもだめなの
なんで私はこんなにもできないの
毎日泣き腫らし真
【エッセイ】午後11時2分
午後11時ぴったり
私は帰路についていた
都心から家が離れているから
みんなと比べて私は終電が早いのだ
あの人が集まった暖かさは
今はない
あのガヤガヤした雰囲気とはうってかわり
静まり返った音しか聞こえない
ふとそれを見上げると
オリオン座が見える
「綺麗だなぁ」
隣には誰もいないけれど
誰かとこの綺麗さを共有したくなった
午後11時2分
【エッセイ】人は人でしょ
「死にたくなくても
死んでいった人の気持ちを考えろ
だから死ぬな」
そう、言われることがある
確かに今、私は色んな人に生かされていて
それは幸せなことなのかもしれない
けど、知ったことか
私は今死にたいんだ
【エッセイ】泣きたくなる夜がある
泣きたくなる夜がある
別に泣こうと思って泣くわけではないのだ
布団に入ったとき
夜空の下散歩しているとき
1人で野菜を炒めているとき
お風呂でぼーっとしているとき
今日の反省会をする
あれもこれもダメだった
あの人には迷惑をかけた
こんな発言したけど嫌な気持ちにならなかったかな
自分はこんなにダメだ
ダメだ
ダメだ
考え出したらキリがなくて
そう考える自分が自身が嫌いになる
いつの