【ポエム】ヘイトについて考える〜前編〜
2つ目の記事で自分の得意不得意を理解しようと書きました。
現時点でペアとして組むと自分の強みを生かせる状況になっているのか。ならない場合原因は?
勝ちパターンを分析することも大切です。
・Aが怠慢で勝ってBがライフタンクになりながら軽く援護をする
・お互い混ぜないように引き付けて回避重視の削り
・あえてAをダブルさせて回避で耐えているうちに放置されたBがダメージをがっつり取る
いくらでもパターンがあると思いますが勝った試合を見てみると傾向が掴めると思います。
TXは近接に持ち込めば勝ち確とネタでよく言いますが、◯◯に持ち込めば勝ちという条件が成立するのであれば、あとはそれをいかに遂行するかに尽きます。
そんな簡単にはいかないんですけどねw
その状況を作るにあたって最も重要な要素は個人技量です。次点でヘイト値と考えています。
このヘイトについて長々と書いていきたいと思います。
モンハンでいうところの「挑発」「隠密」スキルみたいなもんです。
ヘイトは
・チーム内の実力差(アレックス語だと穴)
・自分と相方のスタイル
・自分と相方の機体の元来持つヘイト
・ステージ
・リーダーかどうか(残り時間や体力)
・リアルタイムの位置関係
などが形作ると考えています。
相方も固定だし俺はこの機体で勝ちたいんだ!
と明確に決まっている人であれば機体変更についてはスルーしてください。
機体を変更する気がない人の理由が「自分の長所は怠慢力。怠慢と言えばイクサ!あ、セン!」
という自己分析結果なのであれば再考の余地ありです。
よくe1e2の例を挙げますが、怠慢で適した武装をしているのはe1です。
しかし実際に使うとレーザーを撃った瞬間に放置対象になったり、怠慢に付き合ってくれたとしても一定の距離を保ちながらセーフティに動かれる事が多くなりe1側が崩すのは難しいです。
そもそも相手はレーザーだけ止めればいい(orレーザー硬直を取ればいい)ムーヴと、
援護バズも止めなきゃいけないムーヴはかなり違います。
距離の詰め方が甘いとバズを止めることができないため、大抵の主戦機は近接を絡ませて縛ってきます。
この状況こそ、足が遅くグラボを持っているライデンにとって理にかなった展開です。
そこまで詰めてこない状況でも少なくとも放置されることはかなり少なくなります。
つまり怠慢をしたい、ダメージを取りたいと思って怠慢寄りのe1を使うよりも、e2に乗ったほうが怠慢が発生しやすく、待ち怠慢がしやすいので目の前から取りやすくなります。
これが機体元来のヘイトの違いです。
さきほどの戦の例だと、付き合ってくれた怠慢には勝ちたい。しかし被ダブルが苦手なので放置されることは多くなったとしてもダブルだけはされたくない。
こんな人は終に乗り換えれば望んでいる展開になる可能性は高まります。
戦→終のキャラパワー減少具合がとてつもないのでイマイチ説得力に欠けますがw
これをペアとして考えると、
怠慢が超絶強いがダブルにめっぽう弱いプレイヤーAと、回避が超絶上手いがダメージを取るのが苦手なプレイヤーBが組むとします。
どちらも超絶うまい分野があるので強いチームが出来上がると思いきや、実際はAをガンダブルして終わると思います。
Aをガンダブルすることによって、
・得意な怠慢力を発揮できない
・避けられないでタヒぬ
・Bは狙われなければ回避力を発揮できない
・Bは放置に弱いのでダブルしやすい
いかに相手のチームの強みを抑えつつ弱点を突くかが重要です。
AがテムA、Bがガンマ使いだとします。
例えばこのチームが弱みを突かれにくい編成を考えるのであれば、怠慢力を落としてでもカゲキヨに乗り換えて回避力を上げるか、Bがガンマからe2ライDに乗り換えると状況が一変します。
ガンマからライデンは極端ですねw
回避力が上がるということが「そこまで狙っても期待値が低いから反対側も狙おう」ということにもなるのでダブル自体もされにくくなると思います。
そもそも修羅と上級者の差が最も顕著に出るのは、被ダブルや放置された人がどう動けばいいのか等、いわゆる2on2が求められる状況になった時です。
ほぼ怠慢しかやらないランクマ勢が怠慢ならそこそこやるが2on2になった途端ソッコーで壊れてしまうのはよく見かけます。
ヘイトを適度に分散する事がまずは重要と考えます。
機体変更も賛否両論あるとは思いますが、今後長く続けるのであれば使えるレベルまで昇華させることは絶対にできます。
前編ということでまずはこの辺で。