【ノルウェー旅行】ハダンゲルフィヨルドのおすすめ周遊日帰り方法
今回はノルウェー4大フィヨルドの1つ、ハダンゲルフィヨルドへ行くためのチケット、アクセス方法を解説します。一番人気のコースはベルゲンを拠点とし、ベルゲン→ノールハイムスン→アイフィヨルド→ヴォス→ベルゲンと周遊します。
ハダンゲルフィヨルドを周遊するために
ノルウェー第二の規模を誇るフィヨルド。荒々しさはなく、落ち着いた雰囲気を持つフィヨルドです。春~夏は果樹の花が咲き乱る美しい景色が待っています。ソグネフィヨルドがフィヨルドの王なら、ハダンゲルフィヨルドは女王的存在です。
ハダンゲルフィヨルドに行くための拠点の街はベルゲン。注意すべきは、フェリーが5月~9月以外は運休になります。
拠点:ベルゲン
交通機関:電車、バス、フェリー(5月~9月のみ運行)
日帰りルート:ベルゲン→ノールハイムスン→アイフィヨルド→ヴォス→ベルゲンのコースが人気コースとなります。
フェリー:Norled社
バス:Skyss社
周遊チケット:フィヨルドツアーズからHARDANGER IN NUTSHELLを発行(時間ない方はこれ一択)。
フィヨルドツアーズのHARDANGER IN NUTSHELL
これはオスロ、ベルゲン、ヴォスどこからでも出発地を選択でき、周り方も選択できます。日帰りであればこのチケットは「買い」だと思います。もし違うルートで行きたい場合はそれぞれのチケットを現地で個別で買うといいでしょう。フィヨルドツアーズ公式ページの検索で「HARDANGER IN NUTSHELL」と入力すればすぐにでてきます。
※各現地の観光案内所でも周遊チケット売っているので、買いそびれても大丈夫です。
出典:https://www.fjordtours.com/
ベルゲン → ノールハイムスン
ノールハイムスンの街並み
ベルゲンからノールハイムスンまでバスで所要時間1時間30分。
このノールハイムスンは人口わずか2000人強のフィヨルド沿いの美しい村です。なんとここ、ノルウェーで最も美しい村とも言われるほどの実力者です。この村の美しさは絵葉書や絵画のモデルとしてでてきそうなほどメルヘンチック。
この村の名所はステインスダルス滝。滝の裏側には岩の道があるのでぜひのぞいてみてください。
ステインスダルス滝
ベルゲンからノールハイムスンまでのバスの詳細は「RuterReiseアプリ」がおすすめです。もしくはskyssホームページもしくはrome2rio.comというバス検索サイトから調べることができます。
「Bergen busstasjon」「Norheimsund terminal」を入力すれば、バス番号や時刻の詳細がみれます。
ノールハイムスン → アイフィヨルド
ここからはフェリーで約2時間45分の旅です。ここからがハダンゲルフィヨルドのハイライトです。フィヨルドの山々に鮮やかな色彩の家々、とにかく美しい景色が続きます。途中、ウトネ、ロストフース、シンサルヴィークに停まります。
アイフィヨルドは大自然を利用したアクティビティの宝庫です。もし時間があるのであれば、ここで楽しんでいくのも良いと思います。ハダンゲルフィヨルド.com公式から様々なアクティビティが検索できます。
出典:https://www.hardangerfjord.com/
アイフィヨルド ↔ ヴォーリングフォッセン(往復)
ヴォーリングフォッセンの滝 出典: https://www.flickr.com/
アイフィヨルドからヴォーリングフォッセンまでバスで向かいます。182mの壮大な滝をみることができます。
「991」バスで7号線沿いに20分ほど走ります。
Skyss社のサイトから「Eidfjord」「Vøringsfossen」で検索すると時刻も調べられます。
アイフィヨルド → ウルヴィク
ウルヴィク
再びアイフィヨルドからウルヴィクへフェリーに乗ります。ウルヴィクはのどかな村です。この村でヴォスに向かうバスに乗り換えましょう。
ウルヴィク → ヴォス
バスで約1時間の旅です。
前述しましたが、バスの詳細はskyssホームページもしくはrome2rio.comというバス検索サイトから調べることができます。
「Ulvik Hotell」「voss」を入力すれば、バス番号や時刻の詳細がみれます。基本的には「945」バスに乗ることになると思います。
その後、ヴォスからベルゲンへは「ソグネフィヨルド」を参照にしてください。
ヴォス → ベルゲン
ヴォスからベルゲン鉄道に乗り、ベルゲンに向かいます。所要時間1時間20分。
ベルゲンという街は1702年に大規模な火災を経て修復され、1979年に世界遺産として登録されました。また、「アナと雪の女王」のモデルとなった場所と言われています。12~13世紀にはノルウェーの首都でもありました。港の東にあるブリッゲン地区は、14世紀にドイツから来たハンザ商人が貿易事務所を開設し、居住を許されたエリアになります。そのためカラフルな木造家屋が並ぶハンザ時代の面影が残っています。
✏️日が沈んだ直後にわずかな明るさが残った青の世界が少しの間続きます。
日本ではマジックアワーと呼ばれていますが、現地ではBlue Momentと呼ばれます。北欧の街が一番綺麗に撮れる時間ですので、写真家の方はぜひチェックしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このフィヨルドの女王と言われるハダンゲルフィヨルドはゆっくり過ごしてこそ価値があります。交通機関は不安でしょうが、このブログを参考にいけばなんとかなるので気楽にいきましょう!