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「読んで」わかる言葉vs「聞いて」わかる言葉

こんにちは。
英語コーチ/日本語教師の永木れいかです。

英語、日本語、ことばに関する仕事をしていると普段の生活でも、ことばに敏感になります。ことばが好きです。

人の使うことば、初めて出合うことば、レッスンで使えそうなことば、毎日の生活がネタ集め。

最近のネタをひとつ紹介。

「来徳」って聞いたことありますか??

ヒント1)メールで出合ったことば

ヒント2)出張連絡のメールでした

ヒント3)「ご来徳の際に〜」
こんな書き出しでした。

分かりましたか?

答えは「徳島に来る」という意味

そのメールで目にしたとき一瞬「?」と面食らいました。でも文脈から「来徳」=「徳島に来る」とわかり暗号が解けた気分。徳島の会社さんなので「へぇ〜、徳島の人は『来徳』って言葉を使うんだ〜」と初めて知り、「面白い」と感心しました。


それからしばらくして、別のメールで「来札」という言葉に出会いました。「札幌に来る」という意味で使われていました。

わたしが気がつかなかっただけで「来◯」結構みなさん使っているのかもしれないですね。


漢字って便利ですね。文字に意味が含まれているから、初めて目にする言葉でもなんとなく意味が予想できる。

「来徳」とか「来札」も典型的な例ですよね。

耳から「ライトク」とか「ライサツ」って入ってくると、「????」ってなる。話のつながりから予想できるかもしれないけど、頭の中で「ライトク、ライトク…あ〜『来徳』ね!」って、やっぱりタイムラグが2秒くらいできちゃいそう。


「読んで」わかりやすい言葉 、「聞いて」わかりやすい言葉、使うときは意識していきたいな、と思いました。相手に伝わりやすい言葉を心がけたいです。

また面白い言葉に出合ったらご紹介しますね!









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