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どうやって限られた語学力でコミュニケーションをとるか

こんにちは。
英語コーチ/日本語教師の永木れいかです。

今日の午前中は日本語学校で授業でした。

わたしが担当しているのは「初中級クラス」
「あ〜難しい」と言いながら知っている日本語を絞り出している状態。日々、限られた語学力でコミュニケーションをとってる。

今月から新しい生徒さんがクラスに加入。
香港から来た彼は、日本語学習歴5ヶ月。香港で語学学校に通っていたそう。冬にニセコでスノボーのインストラクターをするために来日。3ヶ月間、札幌にある日本語学校にてフルタイムで日本語を勉強中。

そんな彼から質問が

「在留カードを作りにきました」って日本語でなんて言えばいいですか? (英語で聞かれました)

市役所に手続きに行く、とのこと。

来日して2週間。正直、日本語はまだカタコトで聞き取りもかなり厳しい。1人で大丈夫かなと、ちょっと心配。


すると、彼がスゴい笑顔で、

大丈夫です。「在留カード作りにきました」を言ったら、Google翻訳があるので!

その意気、その意気

このやり取りをしながら思ったのは

限られた語学力でコミュニケーションをとるに大事なのは、やっぱり…..

つかみ


「すべて自力でどうにかしよう」

「ちゃんと伝えなくちゃ」

気負いすぎると外国語でコミュニケーションって途端に難しくなる

すべて自分で解決しなくていい


何がしたいか、何を伝えたいかの方向性だけ示したら「つかみ」はOK。多分、相手も聞く準備・助ける準備ができている。

Google翻訳や他のツールを使おう

Just a moment. Here, Google Translate. Please (SMILE).

ちょっとお待ちください。さあ、Google翻訳です。お願いします(笑顔)

外国語で話すときに忘れがちなのは、「つかみ」がOKなら、相手は興味をもってくれて理解しようとしてくれる、問いこと。なぜが、自分1人の責任で「ちゃんと伝えなくちゃ」って力が入っちゃう。

繰り返すけど、

すべて自分で解決しなくていい


相手の力も借りて、翻訳アプリの力も借りてやっていくのが、限られた語学力でコミュニケーションをとるときに、きっと役に立ちます。


セミナーとかワークショップとかで、よく言っているのが

「まず身につけるべき英語は、Google翻訳を出すまでのつなぎの英語です」

これ、冗談だと思われて笑いが起きるんだけど、大真面目。

「つかみ」で相手の心を開く。この部分は自力でやりたい。いきなりスマホを目の前につきつけるのは少々気が引けるから。

「つかみ」なら前もって準備することができる。

でも「つかみ」の準備なしで、語学力も限られているのにコミュニケーション取る勇気を出すのって簡単じゃない。ドキドキしちゃうし尻込みしちゃう。そして、

「やっぱやめておこう」
と口を閉じてしまう。

たかが「つかみ」、されど「つかみ」
考えて準備したいですね!


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