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「続けられない英語学習」を変えるために必要なこと

こんにちは。
英語コーチ/日本語教師の永木れいかです。

あと2週間で日本語学校での授業も、英語コーチングも1ヶ月のお休みに入ります。「フランスで暮らしてみたい」という夢を叶える機会をもらい、1ヶ月という短い期間ですがフランスのストラスブールに行ってきます。

日本語学校は他の先生が代講してくれるのですが、英語コーチングのほうは休講です。LINEやメールでの質問には答えられますが、セッションはお休み。いま「1ヶ月の自習期間に何をやるか」を相談しています。

ここ数ヶ月で学んだ文法の復習を中心にする人がいたり、洋書読書にチャレンジする人がいたり。それぞれの、「やってみたいこと」と「今やるべきこと」と「1人でできること」を組み合わせて計画を立てています。

あれこれ話して計画を立てているときに気づいたことがあります。

みんな色んな課題をもっているようで結局、1番困っているのは「続けられない」ってことなんだな…


今年の夏から英語コーチングを受けてくれているAさん。10年以上、いろんな形で英語を勉強してきたそうです。仕事で必要だから。英語の話せる知り合いにテキストを教えてもらったり、英会話学校に通ったり。でも、どれもしばらくするとやめてしまう。続かない。

付き合いの長い取引先の人には「いつまで英語、勉強してるの?!」と言われて何も言い返せず。英語のせいで仕事の能力まで低く見積もられる…どうにかしたい、ともがいてた。

いま3ヶ月、一緒に英語をやってきて目標に対しては20%くらいの立ち位置だと思います。「やればやるほど、やるべきことが増えていく〜」と悲鳴を上げながら勉強しています。

でも、

毎日忙しくて、しんどいけど英語が勉強できて嬉しい。

もがいていた頃、何度も何度も「続けられない自分」に向き合うのが1番苦しかった。英語が普通に勉強できる毎日が嬉しい。前に進んでいるから。


逆に日本語学校では、伸び悩む生徒さんはいるけど、日本語学習に悶々と悩んで、もがく人にはあんまり出会いません。

12月に迫る日本語能力試験の勉強をしてて、専門学校に行くのに必要な級に受かりそうもなくて、必死で勉強している人はいる。でも、その人も粛々とやるべきことをやっている感じ。

「寝不足です」「文法で頭が混乱します」とお疲れ気味の人はいても、「日本語を勉強するのが苦しい」と相談してくる人はいないのです。

それは、月〜金フルタイムで日本語学校に来て、仲間と勉強する環境にいるから、かなと感じます。勝手に「続けられる」ループの中に身を置いているし、学ぶべきことも用意されていて、疑問なく勉強できる。

「続けられない」リスクが低い


挫折するたびに「また、ダメだった」とガッカリ。また奮起するけど、ゆるりと坂を転げ落ちるように、なんとなく勉強する頻度が減って、やめてしまう。

なんで続けられないんだ〜

この悩みは1番深い。

「単語が覚えられない」
「文法書をみると寒気がする」
「英語が聞き取れる気がしない」

困っていることは色々あるけど、よくよく聞いてみると「続けられない…」って悩みが必ず出てくる。

続けられれば、単語とか文法とかリスニングの悩みは少しずつ解消される。続けないことには何も始まらない。

今のところ、続けられる画期的な方法を私はまだ編み出していません。お一人ずつが一つずつ見つけていくものだと思っています。

1ヶ月の自習計画を立てながら思ったのは「続けられる計画」には、

・自分の今の英語の悩みを解決する内容で、
・なぜソレをやるのかを理解&納得して、
・何をどんな手順でやるのかが明確で
・「できそう」「やってみたい」と感じる

この4つの要素が大事。

心の奥で「これでいいのだろうか」と不安が渦巻く計画より、「これをやれば一歩前に進める」と思える計画の方が続けられる確率は高くなりそうです。


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