語学学習におけるスキマ時間の活用について[反省を込めて]
こんにちは。
英語コーチ/日本語教師の永木れいかです。
札幌はすっかり秋です。きのう、北海道大学のイチョウ並木を見てきました。大学のHPでは「黄葉状況」なるものを逐一更新してくれているようです。紅葉じゃなくて黄葉というのですね。イチョウ、とても美しかった。
朝9時、すでに多くの観光客の人々が写真を撮っていました。観光客の朝は早いですね。警備員さんが一生懸命「車道に出ないでくださ〜い」って言ってたけど誰も聞いてない…
2週間くらい前から「なんか最近疲れるな〜」と感じることが増えました。寒くなってきたし季節の変わり目だから?と思っていたのですが、どうやらストイックにフランス語を勉強しすぎたからみたいです。
「ストイックに」というと語弊があるかも。正確には
たとえば、
・朝ごはんと晩ごはんを作るとき(1日2回)
・朝、メイク中 (毎日)
・家事をしているとき (毎日)
・歩いて図書館に行く道中 (週3日)
・電車通勤 (週1日)
まだまだ、あるだろうけど。今思いつくのはこんな感じ。
何をしていたかというと、YouTubeとPodcast視聴。なので「ストイックに勉強」ではないかも。
そんなスイッチが入ったのだと思う。
で、結果。知らず知らずのうちにプチストレスが溜まり、「なんか疲れる」状態に。
なぜ、この理由に辿り着いたかというと、たまたま全く同じ状態の生徒さんがいたから。
Mさんは、ここ数ヶ月で学習スタイルをガラッと変えました。駅前留学、オンライ英会話、ライティング添削などなど色んな英語教育サービスを受けてきたMさん。自習中心の学習スタイルに変えたい、とのことで学習プログラムを一緒に作りました。
1ヶ月半、学習プログラムのルーティンが板について生活の一部になってきた。かだら、インプットを増やそうとPodcastを聴き始めました。
きっと私たち、とても似ている2人なんだと思う。Mさんもスイッチ入っちゃって、あらゆるスキマ時間にPodcastを聴いてたらしい。で、
基本的な学習習慣が身についたから、「楽しい英語」のPodcastを取り入れよう!
そう思って始めたのに逆効果に。
知らずに、そんな強迫観念にも近い思い込みがあったみたいです。
世間の情報に振り回されず、「自分には何がいいのか?」と問い続けるのが大切だな、と思いました。
わたしも含めて、語学教育サービス提供者は「コレがいいよ」と言いたくなりがち。実際に「コレ」でうまくいった人がいるからオススメしたいのは事実。科学的根拠があるのかもしれない。でも、あなたの必要なのは誰かの「コレ」じゃないかもしれないこと、心に留めておいてほしい。
わたしにとってスキマ時間を、ある程度「スキマ」にしておくことが、とっても大切なようです。