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フットワークの軽い国際派の畳屋さんと考えた英語学習

こんにちは。
英語コーチ/日本語教師の永木れいかです。

今週は東京に来ています。実家の引っ越しを手伝いながら、小さい頃の写真や20年前に自分が家族に書いた手紙を見つけて、じ〜んときています。息子は修学旅行、夫は出張、1人で、いつもより静かな心で懐かしいものと向き合い、とてもいい時間を過ごしています。

There's more to life than increasing its speed.
(ガンガン進むだけが人生じゃないよ)

ガンジー氏の言葉

昨日、東京 平和島にある田中畳店さんに行ってきました。店主の田中ちゃんとは、色んな「たまたま」が重なっての20年ぶりの再会。

今回、田中ちゃんにオリジナル畳ギフトを作ってもらいました。
名付けて、Meditation TATAMI Mat。瞑想やリラックスのための畳マットです。

新しい畳の良い香りがします。くるくるっと巻いて持ち運び可

「外国人の方にわたす日本っぽい面白いプレゼントがほしい」

突然のリクエスト。田中ちゃんのアイデアをもとに、80代になる先代の田中氏(田中ちゃんのお父さん)が作ってくれました。

ヘリを相談。タタミ感のある柄付きを選びました。


「こんな大きさ?」田中ちゃんが座ってサイズ感を確認。

「結構なんでも作れるよ〜」と、わたしのイメージする畳屋さんの概念をくつがえし、とにかく軽快な田中ちゃん。感謝、感謝です。


話していると田中ちゃんは、なかなかの国際派なのです。昨年も、カリフォルニア大学に特注の畳を納品したり、ボストンへ出張して畳のメンテナンスをしたり(畳を買うはいいが、畳をひっくり返したり、その後のメンテナンスができる人が現地にいないらしい)

今はシリコンバレーでのプロジェクトを進めているらしい。

町の畳屋さん、世界へ

立派になって…. 昔からの知り合いの頑張っている姿に胸が震えました。


で、最近「やっぱり英語やらなくちゃ」と考えて色々がんばっているとのこと。英語系YouTubeとかにたくさん登録して、車で移動中もスピーキングアプリで英語やっているらしい。

海外のバイヤーさんとかと繋がってメールでやり取りしてても、イマイチ伝わっている感覚がない。やっぱり実際に会って、自分の言葉で畳のことを伝えて分かってもらっている人に商品を扱ってほしい。

何ができるか分からないけど、自分が現地にいって色々やりたい。頭の中で考えるだけじゃなくて、海外の人のフィードバックをもらいながら商品を作っていきたい。畳を体験してほしい。

1人でお店をやっていると、お客さんの家に採寸に行って、畳つくって、営業の打ち合わせして、ネットワーキングイベントに出て、と忙しくて、今までは英語に向き合って来れなかったけど、いま本当に必要になって、お尻に火がついている、と。

この前も

自己紹介をする時に、めちゃめちゃマゴついちゃって…「何やってんだろ」って。スマホに向かって「I was born in Tokyo」なんて言ってる場合じゃなくて、自分のお店のこと、畳のことを話せるようにならなくちゃ。

ですよね、ですよね!

田中ちゃんのように「いま伝えるべきこと」がある人は、まず「言いたいこと」から英語を始めてみる。言いたいことを言えるようにする過程で、英語の世界を広げていくって学び方もある。

何かができるようになると、次にやりたいことが見えてくる。

何かができるようになると、もっと頑張る勇気が出てくる。

田中ちゃん、畳のこと、4代続くお店のこと、英語で語れるようになろう!

だって「言いたいこと」から学ぶ英語って楽しいよ



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