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息子がいじめられて解決した話 by弁護士母

いじめの経過

 息子が小学校4年生のとき、顔や指に怪我をして帰ってくることが続いた。
 息子は読書好きのインドア派なので外遊びで怪我することもないはずで、おかしいと思い聞いてみると、半年ほどクラスの男子複数人から蹴られており、女子からも休み時間やすれ違いざまに叩かれたり、蹴られていることが続いているとのことだった。

 それも相手は小学校のPTAの(元)役員の保護者の子が主に暴力をふるっており、クラスの優しい男子5人を除いて、クラスの大半が、息子のことを「カス」と呼び、さらには「菌扱い」しているというのだ。

 ※なお、このとき息子から話してもらったいじめの内容は一部のみで、後にさらに酷いいじめ内容を知ることになる(子供は親に恥ずかしくて全部言えないということが往々にしてある。)。

 息子に先生はいじめを知っているのか、と聞くと「先生は知らないと思う。」とのことだった。

 大繩などで失敗したときは、いつもいじめている子も、先生が見ている前では息子に対して「大丈夫?」と思いやりがあると見てもらえる対応するとのことだった。

 即座に学校の先生に連絡を取ろうとしたが、まず息子の意向を確認しながら、ともに作戦を練ることにした。

目的の確認


 息子に確認したところ、息子はいじめ加害者を罰することよりも、

いじめをやめてもらい、今の学校に通い続けたい

 というのが希望ということだった。

 母として、つい被害者意識に凝り固まりそうになったところを、この目的を設定したことですんでのところでとどまった。

 クラスの大半からいじめられると聞いたとき、子供の命を脅かされているとどん底に突き落とされた感覚に陥り、これまで味わったことのない、孤立感、絶望感が襲ってきた。

 クラス担任の先生に対しても、このクラスを『とてもやさしくて思いやりのあるクラス』と保護者会で言っていたではないか、クラス通信も毎回明るい雰囲気でまとまりあるクラスと記載されていたではないか。一体クラスのどこを見ているのだ、と責めたい気持ちが湧き上がってくる。

 昨日まで平穏と思っていた日常が、ガラガラと崩れていく感覚であった。

 しかし、これまで自身の弁護士としての実感として、被害者意識に凝り固まると、修羅の道に入るが如く相手を懲らしめたいとの思いが強くなってしまい、紛争解決から遠のくことが多い。

 実(じつ)を取らなければ。

 私が息子と一緒に学校に行って毎日見張るということは現実的ではない。

 学校に行かせない選択肢もあったが、息子本人は「学校には行かない選択肢もあると思うと行けなくなるから、何も考えずにとりあえず行く」と言われてしまった。学校に行って、いじめ加害者を泳がせ、証拠をつかむ必要もあった。

 そうすると、目的達成のためには、先生に、学校に動いてもらうしかない。

 それもただ動いてもらうだけではなく、確実にいじめをなくすよう実効的に動いてもらわねばならない。

 そのために親として、最善の手段を取らなければ。

 紛争解決において、感情的になることは百害あって一利なしということは経験上わかっている(もちろん、戦略的にここぞというところで感情的になるという戦略はあるが。)。

 先生を責めると、「いじめ被害者の(クレーマー)保護者対応」という形での重荷を与え、情報共有をしてもらえにくくなったりする可能性がある。
 人間なんでもそうだが、いやいやいじめ対策をされても効果は上がりにくい。
 その点で教育委員会から学校に指導してもらい、学校にプレッシャーをかけるという選択肢はまずは考えないことにした(個人的には、教育委員会は外圧がない限り学校の仲間のように思えるということもあった。)。

 息子の「この学校でいじめのない学校生活に戻る」という目的のためには、不満はあっても、不十分であっても、まずは、学校や先生を責めるのはやめ、味方につけ、息子の力になりたいと思ってもらわなければならない。

 目的は、加害者や先生を責めて、罰することではない。
 自分の息子が安心して学校に通えるようにするためだ。
 目的がぶれてはいけない。
 それを肝に命じて対策を練ることにした。

 なお、加害者の反省、謝罪については、加害者に免罪符を与えることになりかねないと考えている(弁護士的発想として、謝罪は和解金を下げる交渉材料になるので個人的には重視していない。)。
 息子もいじめがやんでくれさえすればよい、とのことだった。
 ただ、最終的に息子は主要ないじめ加害者から謝罪を受けた。

証拠収集

 まず、自分達でできることとして、以下のことを行った。

■ 怪我をした部分の写真撮影(怪我をした部位と、怪我部分を含む本人全体)
 ※裁判や刑事告訴するなら診断書まで取った方がよいが、今回は目的との関係でしなかった。

■ノートを一冊用意し、これまでのいじめを受けた日時、場所、態様、主体、周囲の状況などをノートに記録させ、今後も毎日帰宅後に記載することとした(何回くらいとか、どこの部位がたたかれたとかなるべく具体的に。親から質問もしていく。)。

 次に第三者の協力である。

 刑事事件などでもそうだが、加害者がいじめを否認する可能性がある。

 学校や先生は、息子だけの先生や学校でないことから、否定し続ける生徒に強く指導できない可能性がある(加害者親からのクレームなども考えられる)。

 先生が強く指導できるよう、いじめを見たという第三者の証言が必要だった。

 私は、いつも親しくしている特定のママ友というのはいなかったので気軽に相談できる人はいなかった。また、クラスの大半がいじめに参加しているとなると、どう証拠を取るのか悩ましかった。

 ただ、以前クラスの役員をやったときに何人かの同級生の親とlineで繋がっていた。
 その中の親の子の1人が、いじめに参加せず優しい子で、主に男子のいじめを目撃しているのではないか、というのが息子の話であった。

 そこで、その親にLineで事情を話し、うちから聞かれたという体ではなく、さりげなく親から子どもに聞いてもらったところ、やはりその子は特に男子によるいじめを見ていて、学校でも先生に聞かれたら話すよと言ってくれたというのだ。

 また、もう一人、加害者の子の親とも役員関連で繋がっていた。男子のいじめについては、上記の子や周囲の子の証言で足りたが、その後、女子のいじめがやまなかったときに、女子のいじめの内情がわからず、女子の証言が欲しいところだった。そこで、証言を得るために動くこととした。

 女児の親に連絡を取り、私から聞いたということではなく、学校から聞いたということにしてもらい、いじめの事実を娘さんにさりげなく聞いてもらった。

 娘さんによると、息子の言っていることは全て事実ということで、その子は親に全てを泣きながら話したということだった。親御さんからも私に泣きながら謝罪があった。私は、娘さんのことは学校には言わないから、女子のいじめの状況について話してほしいとお願いし、詳細な証言を得ることに成功した。

 また、いじめ加害者側が息子のどんなところが気に入らないか、直せるところはないかを聞いたところ、はっきりしたものはわからなかった。ただ、後述のとおり、女子のグループに入らなかったことが関連しているようだった。


学校へのいじめ対応のお願い


 息子は、自分も相手も名前を出さずに先生からクラス全体に注意してもらう、という方法を希望した。

 学校に通うのはあくまで息子であり、クラスの内情も私にはわからないことも多いと思うので、いったん息子の意向に沿ってまず先生から全体に注意してもらい、それでもやめない子に対して、個別に指導という形を取ろうということになった。 

 まず、先生に、息子の作成したノートのコピーを提出し、以下の対応をお願いした。先生とは、あくまで、事実と推測を分けて、客観的に話すように心がけた。
 そして、息子の意向として、あくまでこういう行為がなくなってくれればそれでよく、相手から謝ってほしいとか、親に謝ってほしいというのはないし、親も同じ意見と伝えた。

 ①いったん加害者も被害者も名前を出さず、1人の子を蹴ったり、殴ったりする子がこのクラスにいる、そういうことは今すぐにやめてほしいということを全体向けにに担任の先生から注意してもらう(言い方は先生の方が効く言い方をご存じだと思うのでお任せするとした)。

 ②様子を見て、まだ息子に加害を加える子がいたら、学校と親が情報連携した上で、学校からその子や親へ指導にあたる。ただし、その子に個別に指導する前に、周囲でいじめを目撃しているかもしれない○○くんなど、まず第三者から聞き取りをしてほしい、とお願いした。

 実際、①を行っただけで先生にバレたと思ったのか、暴力が大分減ったようだった。先生というものは、学校では天皇のような存在なのだそうだ。
先生も「先生は、全部知ってるからね。」という言い方をしたようだ。

 しかし、一部粗暴な男子、優等生男子と女子の陰湿ないじめ(物をどこかに投げられる、机をけられる、汚い者扱いされる)はなくならなかった。この間も証拠として、息子に記録はさせ続けた。

 そこで、学校に追記されたノートにしたがって、学校に連絡し、個別対応をお願いした。

 学校は、まず周囲の子から聞き取りをし、すでに以前の全体注意によって一部のいじめをやめていた男子からは、いじめを続けている子によるいじめに関して、いじめを証言する子が複数出たということで、先生から連絡があった。先生としては、これは「いじめ」と考えている、とこの時点ではっきり認めていただけた。

 そのうえで、先生から、加害生徒にいじめの事実を確認したところ、やはり本人はいじめの事実を否定したということだ。「わざとでない。」「むこう(息子)からぶつかってきた」など。

 しかし、複数の周囲の証言からいじめを確信していた学校は、担任以外の先生からのヒアリングに変えて、正直に言うよう諭したところ、加害生徒本人もようやく認めたということだった。

 これにより粗暴男子の暴力はやむことになったが、ここで、息子は新たな事実を話すことになる。


いじめを親に話せない。

 息子は、口数は多くないが、質問すれば比較的なんでも親に話してくれる方だった。

 今回もそうだと思っていた。粗暴男子の暴行がやみ、ひと段落と思っていた。

 しかし、ある朝、息子は、学校に行こうとランドセル置き場前に立ちはするのだが、ランドセルを背負うことができず、涙目で立っていたのだった。

 私は、「学校、行きたくないの?嫌なら行かなくていいよ。」と言った。

 その瞬間、張りつめていた糸が切れたように息子は号泣したのだった。

 いじめ対応をしていく中で、気まずい思いもしたのだろう。

 いじめが明るみになるにしたがって、クラスメイトからの当たりも強くなっていったのだろう。

 粗暴男子たちの目立った暴行はやんだが、問題は解決していなかった。

 息子本人の意向もあって、ここでは詳細は控えるが、優等生男子から屈辱的ないじめも行われていたことを本人がこの場で私にはじめて話したのである。

 そのとき、私は本当に

息子が生きていてくれて、よかった

 と思った。

 死ぬことも頭によぎった

 と息子は言った。

 でも実際、いまここに本人はここに生きていてくれている。

 奇跡的なことのように思えた。

 この状況を耐えた息子が誇らしく思えた。

 学校に、理由を連絡し、学校に行けなくなってしまったと連絡し、学校を休ませた。

 このまま家にいると鬱々としてしまうと感じた私は、仕事をキャンセルし、息子と一緒に霞が関まで行き、東京地裁で刑事裁判の傍聴をしに行った。 オレオレ詐欺の受け子の一回結審の裁判であった。

 息子にははじめての裁判傍聴。学校以外に広い世界があることを知ってほしかった。

 隣の弁護士会館の窓から、各省庁や国会議事堂を眺め、地下の食堂で息子の好物のカレーを一緒に食べた。何物にも代えがたいひとときだった。

 また戦略を立て、対応がはじまった。

いじめ防止対策推進法を利用する


 息子からいじめの事実を聞いたとき、すぐにいじめ防止対策推進法を全条文や、文部科学省のガイドラインと市区町村のいじめ防止対策基本方針、学校のいじめ防止対策基本方針をざっと読んだ。

 いじめ防止対策推進法は、いじめ防止対策を行う枠組みを定めた規定が多く、いじめ対策に直接使える条文はそれほど多くはない。

 ここでそれを全部挙げることはしないが、今回私が注目したのは、28条の「重大事態」の要件である。単なる「いじめ」から一段レベルがあがる「重大事態」となると、学校(又は学校の設置者)に明確に調査義務が生ずる(いじめレベルでも調査義務が解釈上認められるとする考えもあるようだが、重大事態よりは求める根拠として弱いであろう)。同条2項でさらに調査内容について保護者に提供することも定めている。

第五章 重大事態への対処

(学校の設置者又はその設置する学校による対処)

第二十八条 学校の設置者又はその設置する学校は、次に掲げる場合には、その事態(以下「重大事態」という。)に対処し、及び当該重大事態と同種の事態の発生の防止に資するため、速やかに、当該学校の設置者又はその設置する学校の下に組織を設け、質問票の使用その他の適切な方法により当該重大事態に係る事実関係を明確にするための調査を行うものとする。
一 いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき。
二 いじめにより当該学校に在籍する児童等が相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認めるとき

2 学校の設置者又はその設置する学校は、前項の規定による調査を行ったときは、当該調査に係るいじめを受けた児童等及びその保護者に対し、当該調査に係る重大事態の事実関係等その他の必要な情報を適切に提供するものとする。

3 第一項の規定により学校が調査を行う場合においては、当該学校の設置者は、同項の規定による調査及び前項の規定による情報の提供について必要な指導及び支援を行うものとする。


いじめ防止対策推進法


 今回、息子はいったんいじめにあい、その後、相当の期間(30日)不登校となると、同法28条1項2号の「重大事態」に該当する可能性が出てくる(もちろん1号も検討したが、「重大な被害者が生じた」という要件該当性というほどの怪我でもなく、精神科に通っておらず診断もされていないので、立証として足りない状況と判断した。)

 単なるいじめだけではなく重大事態と認定されれば、学校側による調査報告書の作成が必須になるし、教育委員会も指導等の関与も入るであろうし、学校内だけの問題で済まされず大事になる。

 調査の手間、負担は大きく、いじめのある学校を不名誉と考えるであろう学校側としては、できれば避けたいと考えるはずである。

 マスコミ関係者の親もそれなりにいると聞いている小学校でもあったので、明るみになって報道されるのも嫌なものと思われた(私が弁護士ということは学校には伝えていなかった)。

 これは学校を動かす材料になると思えた。今回、息子が期せずして不登校になりはじめたことをてことして、いじめ対策をさらに一歩進めることができるのではないか、と考えた。

 夕方、先生から子供の様子をたずねる電話がかかってきた。その際、
・優等生からのいじめの屈辱的な内容
・女子からの陰湿ないじめによって、精神的に落ち込んでおり、心労が重なっていること、
・死ぬことも頭によぎったと言っていること、
・学校にいつ行けるようになるかわからず親として心配であること

を伝えた。

 また、女子の陰湿ないじめの概要について、女児加害者親から聞いた情報を、匿名で情報提供を受けた内容ということで、情報提供者が特定されない形で具体的内容を先生に伝えた。

 ちなみに女子の方は、クラス内でグループが大きく2つに分かれ、スクールカーストができているということだった。

 グループ内で造反と離反を繰り返す権力闘争が行われており、トップの強い3.4人の女子が2つのグループに分かれ、自分達のグループの発言権が強まるよう相手のグループを攻撃、悪口を言ったりして、女子同士でも争い、トラブルが絶えないということだった。また、皆グループから追い出されて孤立することを恐れて、グループのリーダーの意向に従っているというのだ。

 粗暴な男子は、女子のグループに取り込まれ、相手方グループを攻撃するのに利用されており、攻撃力があるとみなされて、重宝されているとのことだった。

 息子に聞いてみると、熱心にクラス女子のカースト制の様子として、クラス内グループのピラミッド図を描いてくれ誰がどのあたりに位置しているか教えてくれた。また、自分はそのグループのどちらにも入りたくなくて中立でいたら、どちらのグループからも攻撃を受けてしまい、そのうちやむだろうと思っていて我慢していたけれども、全然やまなくてエスカレートしていった、とのことだった。

 いじめる原因を接触を持った加害者親数人に聞いてみたが、女子はグループのリーダーの意向にしたがって、自分のグループ拡大に寄与しない、どちらにも与しない息子を憂さ晴らし的にいじめていたようだった。
 この女子のいじめの根本原因についても、息子は最初は表面的なことしか話さず、プライベートで良い出来事があったときにはじめて話してくれたことである(子供としては親に「ひどいいじめにあっている」というのが恥ずかしいのか、いじめの全容を突っ込んで話すことが憚られるのかもしれない)。


 その後、息子が休んでいる間、学校は、さらに踏み込んだ対応を取ってくれたのだった。

 まず、先生は1時間授業をつぶし、いじめにより自殺した事例をいくつか出してクラス全体に訴えかけ、知っていることを何でもいいから教えてほしいとクラス全員に話したとのことだった。

 その流れで、いじめを見たことがあるか、その内容はどんなものだったか等、いつものいじめアンケートよりも質問にも工夫をこらし、クラスメイト匿名で告発できるようなアンケートを実施したところ、多くの回答があったということだった。

 これに基づき、先生から、個別に優等生男子や、女子のカースト上位を呼び出し、いじめを認めさせたということだった。

  また今後の対応として、休み時間にいじめが集中していることから(記録ノートで判明)、当面は、休み時間に先生(担任には限らないが。)が息子の見えるところにいてくれることになった。

 また、月に1回の学校のいじめ対策会議において、毎月息子の様子を議題に挙げ教員間で情報共有してくれることになった。

 これらの対応をまって息子を登校させ、重大事態に陥ることなく、息子は元気に学校に通えるようになり、年単位の月日が経過している。

 もちろん学校行事において加害生徒は中心的な立場にいて、その活躍する姿を見ると少し微妙な心持になったこともあったが、自分の息子が元気で学校に通えていることに集中するようにした。

最後に

息子は、いじめ後、自己肯定感を高めるために、臨床心理士の先生の主催する同年代の子の集まりに参加して、事情を話しフォローしてもらっている。

これまで記載した以外にも加害者親との直接交渉した状況、先生や教頭とのやりとり等、今回は割愛した部分も多かったが、弁護士としての対応というより、一保護者としての対応として読んでもらえたらと思う。

弁護士としてそれなりには任意交渉をこなしてきたが、いじめ保護者側の代理人として学校と任意交渉したことはなかったので、もっと適切な方法があったかもしれない(反面、学校法務において、保護者側代理人となった弁護士が実情をわからず紛争を大きくしていることもあるかもしれない。)。

この記事を一般化せずに、何を実現目的とするかによって、また、子供の性格によって対応は個別事案ごとに異なるのではないかと思うので、参考程度にしていただければと思う。

なお、学校との対応において、連絡すると言ってたのに連絡が来なかったり、面談がなかなかかなわないなど、通常のビジネス感覚とは異なる学校の対応に戸惑いも多々感じた。

だが、Twitterなどで先生の大変さに接していると、先生が決してサボっているわけではなくかなり一生懸命仕事をされていることはわかるので、手が回っていないだけの気もしていた。
また、息子によると先生の死角でいじめが行われていて、先生は気づきにくいと思うとの指摘もあった。
なので、先生に電話をするときは、いつもお世話になっています、お手数おかけします、子供は先生を頼りにしています、と伝えていた。

まだまだ今後いじめが再発する可能性もあるので油断はできないが、いじめで悩んでいる方の何かの参考になればと記載した次第である。

以上、お読みくださりありがとうございました🌸
















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