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上智大学混声合唱団アマデウスコール第42回定期演奏会
前回の投稿から三か月も空いてしまいました…。
その間にも、合宿があったり、コンクールがあったり、そして演奏会もあったり…、盛り沢山ではあったのですが中々時間も取れず、今に至ります。
これからもマイペースに更新していきますのでご了承ください!
入団まで
アマデを知ったきっかけ
上智大学混声合唱団アマデウスコール、通称「アマデ」。
「実は私、アマディアン(アマデの団員)なんです!」そうTwitterで宣言したのは本番10日前。
そう、なんと、私、今回がアマデとして初オンステである。
去年の夏に入団したわせ女で、同期と後輩がそれぞれアマデの学生指揮者を務めていたことで初めて知った「上智大学混声合唱団アマデウスコール」という名前。認識はしていたものの、まさか入ることになるなど、露ほども思っていなかった一年前。
ところが、私が合唱団をつくった時に、学指揮ちゃんをはじめとする何人かのアマディアンが入団してくれた。このあたりから、なんとなくアマディアンとの交流も増え、アマデを「なんか知り合いが多い合唱団のひとつ」と認識していたように思う。
運命の演奏
自分の合唱団をつくって以降、そこの団員でもあり、わせ女の後輩でもあるアマデの学指揮ちゃんといろんな話をするようになった。とてもありがたいことに、悩みを相談してくれたりもした。
彼女とはいろんな話をしたけれど、結局二人で話していて気づくと最後にはアマデの運営の話ばかり。自然とアマデのことに詳しくなったし「できる助けはしたい」と思うようになったのは自然な流れだと思う。
とはいえ、軽率に合唱団を増やすことで有名な私もさすがに入団しようとは思っていなかった。
そんな私を変えたのは東京都合唱祭での「太陽と海と季節が」の演奏。
第一声から「なんだこの楽しそうな合唱団は‼️」って思った。
それで部外者な気持ちで早稲女の同期(前アマデ学指揮)に連れられてアマデの帰りの会を見に行ったら、学指揮と団長に感想振られて(*´-ω・)ン?
なぜか「アマデ全員の前で合唱祭の感想を話す部外者」という構図が誕生。
解散した後にいろんな子たちに「Twitterで見てます!」って挨拶してもらって、ただでさえ多い知り合いがさらに増えたんよね(*´ ˘ `*)♡エヘヘ
この日の帰りに一緒に帰ったアマディアンに「いや~、素敵だったなぁ…入りたいかもなぁ…」って言ったら、「入りましょーよ!」って言ってもらったっけ。今考えるとここから伏線だったよね🤣
入団
情宣
そーいえば、入団する直前に普通に情宣に行ったんです。
そしたら、みんなすっごい笑顔で迎えてくれて、もう正直「みんな知り合い!」って感じで、改めて入団前提で見学しよ!って思いましたね。
体験から入団
その情宣から入団まではほんっとに秒で時間が過ぎていきましたね、ほんとに。体験の時にはみんなに入団だと思われていたし、入団してすぐに少人数アンサンブルに突っ込まれていたし、入団して二日目に発声練習進行していたし😳
…なんか、本当にぶっ飛んでるね、私。
ごめんよ…こんなぶっ飛んだ感じで入団して…。
感謝
そんな入団初日からぶっ飛んでいた私が定期演奏会まで無事に過ごすことが出来たのは、アマデのみんなが暖かいからに他ならず、どれだけ感謝しても足りません。本当にありがとう。
本番当日
来てくださった方は気づいたかもしれないが、実は今回のオンステはアルト。そしてありがたいことにほぼ全ステージセンター付近であったため、今までにはない経験をたくさんすることが出来た。
エール
正直、ここが一番不安だったよ~、ほんと😢
本番から2個前の練習で初めて聞く校歌。正直、不安過ぎて「エールに乗らない」ことも直前まで考えた。
でも、隣に大好きな早稲女の後輩がいてくれたこと、後ろから聞こえてくるアルトのみんなの声が大好きなこと、指揮を振ってくれたコンミスの笑顔が大好きなこと。だから、「乗ろう」って決断できた。アマデの団員として「アマデのうた」を歌えた瞬間は本当に宝物です。
1st stage「太陽と海と季節が」
この組曲に関しては、直前練習の時のGPから涙腺との戦いだった。本当に。
先述した通り、私がアマデに入る一番最初のきっかけである「太陽と海と季節が」。大好きな演奏だからこそ、入って壊すことはしたくなくて、そして周りから聞こえてくる声が、大好きな演奏そのままで、幸せすぎて何度練習録音聴いて泣いたか分かりません😭
このステージで一番幸せだったのは、GPもリハも本番も演奏中、五割といっても過言ではないくらいずっと副学指揮と目が合っていたこと🫶🏻
副学指揮ちゃんがリハで振り間違えたのも、私が本番で歌詞を間違えたのも全部目が合ってる中で起こって、歌いながら二人して笑ってたよね🙄
練習の時、私の副学指揮に対する指摘の言葉がキツくて「ピリッ」とした空気にしちゃったこともある。「途中で入ってきた人間にあんないい方されたら、そりゃあむかつくよなぁ」って反省したことも何度もある。
指揮を振る彼女の音楽性が本当に大好きで、でも伝え方が上手くいってなかったりして、それがもどかしくて厳しい言い方をしてしまったこともある。申し訳ないし、ほんとに、途中入団のくせに何やってんだよって感じ。
だからこそ、本番前に言ってくれた「れいかさんの方見ると安心するんですもん~」は嬉しくて、それだけで泣くかと思うほどだった(ó﹏ò。)ウゥゥ
2nd stage「そのあと」
この組曲に関しては何も言うまい。
言ってしまったらみんなで作りあげた儚さが全て失われてしまう気がするから。
ただ、1つだけ。
四曲目「花と画家」。歌い出しのアルトのみんなが大好き。本当に上手で、みんなが自己研鑽を怠らなくて、一言言っただけで音が変わる。
本番当日のアルトはリハから神がかってて、何回「アルトうっま、大好き!!」って叫んだか分からない。
来年私がどこのパートになるか分からないけどアルト大好きだよぉぉーー!!(*¯︶¯♥)
確かに、このステージが終わったら正学指揮ちゃんは引退。でも、「そのあと」がある。「はる」に始まったあなたの物語は、確かに「大小」様々なトラブルがあって、犠牲にしなくちゃいけないこともたくさんあったかもしれない。それでも「十と百」みたいな極端な判断をするのではなく、みんなの中での妥協案を探しつつけてくれた彼女がいるからこそ、今のアマデには明るい「そのあと」があります。本当に本当にありがとう。
3rd stage「新しい歌」
以前、「Sopra il fiume」さんの演奏会で二台ピアノver.をお聴きし、「いつかはやってみたい!」と思っていたこの組曲。
こんなに早く、しかも須永先生のピアノで歌えることになるとは思わなかった…。(アマデに入団する時点で分かってたけど👀)
この組曲はやっぱり楽しくて、歌えて本当に良かった!
隣が副学指揮ちゃんで、個人的にその子の声と音楽性が大好きなので、ほんっとに耳が幸せでした🥰️
あとは、それぞれの曲の曲調が全然違うのに、それぞれしっかり音色が変わっていて嬉しくなりつつ、自分もついていってました〜❣️特にお気に入りは、「きみ歌えよ」から「鎮魂歌」、そして「一詩人」の切り替えが好きでしたーー!!🫶🏻
アンコール
Ⅰ.出発
今回は神足さんをお呼びして開催する最初の演奏会。
上智大学アマデウスコールの最初の門出にピッタリなこの曲を大学の先輩である神足さんの指揮で歌えたこと、本当に幸せすぎた。(私今までに何回「幸せ」って使ってるだろう…)
私たちアマデウスコールの旅は新たに始まったばかり。そんなステージでみんなと歌えて良かった!
Ⅱ.ボクはウタ
この曲を正学指揮が振るって知った時、それだけで涙が出た。
第1回早慶女声ジョイントのアンコール、私が聴く度に泣いてしまうこの名演。この中の一人が今回の学指揮。
この早慶ジョイントの時にはまだ早稲女という名前さえ知らなかった私が今度はその時のメンバーの指揮でこの歌を歌う。
それだけで「ボクはウタ」。
舞台人としての正解ではないことは分かっているけれど、サビのユニゾンから先は舞台上で指揮を振る「きみ」に向かって歌わせてもらったよ。
私とアマデを出会わせてくれてありがとう。私を早稲女に引き戻してくれてありがとう。
サプライズ(終礼にて)
正学指揮へ
今回、私はアマデのオンステメンバー全員と、須永先生、神足さんのご協力を得て、今回の演奏会で引退を迎える正学指揮に寄せ書きを準備した。
「自分が学指揮の間に常任指揮者が引退する。そして、次の演奏会の客演指揮者を探さなくてはならない。」そんな重圧、私だったら耐えられない。それをやってのけ、立派に最後まで学指揮を務めあげた大切な後輩。
何かしてあげたかった。何もなしは信じられなかった。
元々、寄せ書きとかをつくったりするのは大好きな私。学指揮の誕生日の時にサプライズは出し切った。今回は特別なゲストではなくても「全オンステメンバー」から集め切る、と決めていた。
これは裏話だが、実は今回全員の寄せ書きを集め終わったのは開演10分前。それでも、何とか男性楽屋までお借りしながら完成させることに成功した。
渡すタイミングは、寄せ書きをつくってる時から決めてた。
帰りの会の終わる寸前に「ちょっと待ったーーー!!」ってするって。その時のみんなの「おぉぉぉ?ふぅー!!」っていう嬉しそうな顔を見渡しながらプレゼントを渡せたのは私の宝物。
でもそれだけじゃないよ?
団長・副学指揮へ
今回、団長とそして副学指揮にもプレゼントと手紙を個人的に準備させてもらった。
9月に入団した新人にも関わらずいろんな意見を好き放題言わせてもらった私。それなのに色んな人と仲良くできているのは、団長や副学指揮、それ以外の技系のみんなが私を慕ってくれて、私の言葉を信じてくれたからに他ならない。
学指揮を通じて面識はあったものの、まだ出会って日も浅い私の意見を積極的に取り入れて支持してくれた団長。
頑張り屋さんで、本当に素敵な音楽性を持っているのに残念ながら今回で引退して一歌い手に戻る副学指揮。
2人とも本当に本当にありがとう🥰
まとめみたいなやつ
今回、実は裏で色んな事してたな~って改めて思う。
おこがましくも、「少しでも正学指揮ちゃんの手助けになれれば…」と思って入ったアマデ。
「怜郁さん見ていると安心できるんです~」って言葉をほかのアマディアンから言ってもらえる私は幸せ者でしかないと心の底から思います。
演奏会前に一人一人へメッセージを書いたお菓子を配ったのも、正学指揮への寄せ書きを集めたのも、正学指揮・副学指揮・団長へのプレゼントを買ったのも、みんなは「怜郁さん、愛があふれすぎ~」って言ってくれる。
けど、そうじゃない。
私は入団してから3か月とは考えられないほどたくさんの愛をアマディアンからもらって、みんなの言葉にたくさん救われてきた。
ただただ、それをみんなに少しでもお返ししたかった。それだけに過ぎない。
…すごく醜い本音を言えば、役職についてる訳でも無く、どれだけ頑張ったって役職としてパンフに名前が乗る訳でもないのに何やってるんだろうって思う瞬間がなかった訳では無い。
でも、練習に行くと私のちっぽけな思いなんかよりも、何十倍も何百倍も輝いているみんなの笑顔があって、音楽を楽しむみんなの声があって、「みんなのためならなんだってできるなぁ」「みんなと音楽ができるの幸せだなぁ」って気持ちになるんです!(これは早稲女も一緒)
私は本当に幸せ者です。
本当に本当にありがとう🥹🙏🏻💖
そして、アマディアンこれからもよろしくね
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝早稲女!( ˶•̀֊•́ ˶)ガンバル!