ヲタ芸雑記(この前のアストロブレイク事件を踏まえて)

4月の頭頃の話、タク主さんとユウキさんがオレの過去ツイートを引用ツイートしてくれたおかげでオレが3年くらい前にアストロブレイクってなんやねんって言ってたものの答えがオレが一番最初に作った相馬技ことソウマサがアストロブレイクという名前で世の中に広まっていたという事実を知ることができた。


 まずソウマサが動きが世の中に広まっていたことが驚きの一つ、オレ自身はソウマサへの愛着は実はそんなに高くないし自分自身の使用頻度も決して高くはない。というのもアサルトブレイクが完成して以降、アサルトブレイクの完成度が自分自身の中でも完成度がかなり高く、やはり一番最初に生み出しただけあってソウマサは良くも悪くも動きに統一性が薄い、改めてみると洗練したらこれなんやかんやでいいなって今になって思うけどどちらかといえば自分の中の納得度は劣る。

だもんでオレがあまり使わないおかげでオレ自身が動画として世に出した回数もだいぶ少ないはず、なのに10年を飛び越えた今になって他者が名前が違うとはいえソウマサの動きをやっている動画をこの目で見れる日が来るとは思わなかった。これは素直にうれしい話で自分が作り上げたものがなんだかんだ言って形として残っていてくれている、親としては感謝しかない、たとえ信じて送り出したソウマサがグレてアストロブレイクという名前に改名されて10年後にアヘ顔ダブルピースしようともだ。

 

名前が変わって後世に伝わっているということはやはり口頭や動画だけでは歴史というのは正しく伝わらないという事実を自分自身に改めて思い知らされる結果ともなった。大昔より遥かに情報伝達の速度があがりネット社会が充実した今日をもってなお、正確な情報を伝えるということは極めて困難であり歴史というのはその時々の伝達者の都合により簡単にも歪められることも事実としてあるのだなと。その昔とある団体がドラグーンスピアとアサルトブレイクをさも自分自身が作り上げたかのように振舞ったことも同時に思い出した。どの世界にも自分たちが世界の主導権を握りたい、成り上りたいという思いがあるが故、ああいう行動をとることは致し方ないと、そう今は考えるし昔のオレにそういう意識が低かったせいでそういう所が疎かだった。今はどうだと言われるとそれもまた怪しいものだが。

何にしても名前が変わって伝播したソウマサ改めアストロブレイクだけど技の節々にどこにアストロ要素があるのかもわからないけども、唯一胸を撫で下ろせることがあるとしたらネーミングセンスが相馬技のそれであることか。名前を聞くと、「あ、なんかオレの技っぽい名前やな」ってオレも妙に納得できるので相馬伝来であることをなんとか首の皮一枚でつないだ感があって世の中って不思議だな~って感慨を覚える。


 どうやってソウマサがアストロブレイクという名前になって後世に伝わったのかその経緯については非常に興味あるけども、それを追いかけるすべは今のところなさそうだ。予想としてはアストロドライブとアサルトブレイクが混同された説が最有力でしかないのだけどそもそも動き全然ちゃうやんけってツッコミはもうだいぶ端っこに置いとくとして。



相馬怜治から見た相馬技の歴史とか雑記以下↓

 


相馬怜治はサビ技を作りましたが、そのどれもが新技というつもりではなかったのです。その昔ソウマサを作り始めたころ、身の周りではムラマサが流行りだしていた時期でもありました。もうこの頃から伝言ゲームは始まっていてどれが正しい形かはよくわからないっていう状態でした。人の数だけムラマサがある、まあでもこれはだいたいアレンジの域を超えずに落ち着いてるので成果かと思います。

今更言うのもなんですがオレは物覚えがクッソ悪いのと尺を測れないので真似て覚えるのがすごく苦手なのです。(知ってる人は知ってる)

ある人が言った斬る動作と腕を組む動作とOADがあればそれはムラマサでいいっていう言葉を聞いて「確かに」なんて思った当時の愚かなオレ


「覚えられなかったら自分で勝手に作ればいいやん!」


これがすべての始まりであり正解であり間違いでもあった

そうやってできたのがムラマサの形を覚えられないので自分で勝手に作り上げたムラマサのつもりの技「ソウマサ」

つまり相馬式の技ってオレの中では基本ムラマサの派生というくくりになっているので別の技っていうつもりはまったくありませんでした。(今見たら別物やんけっていうな)なので相馬技のくくりは相馬式ムラマサの何番目みたいなナンバリングです。(かなりこじつけだけどもそもそも原型残ってないやんけ)

そうやって勝手に作って喜んでいたけれども、後にアサルトブレイクやらドラグーンスピアやらを作り、それを人々が使いだすころにギニュー特戦隊など新しい人が現れて技をポンポン作っていく、その流れに人々が沸いている中、自分が師と仰いだ先人達はその流れが気に食わなかった。(先人たちが行っている動きはのちに地下芸と呼ばれ、新しいものは後にサイリウムダンスと呼ばれることになる、これもオレから見たものであり人によって認識の差異があるはず)

自分も当然その意見に賛成ではあったものの言ってしまえば自分は相馬式ムラマサって言いながら原型とどめてない新しい技を作っている側であり、口では批判するものの心のどこかではオレも人の事言えないんだがなと思いながらでも自分が作った技を自分とは意図してない形で広められていくことも実は納得していなくて正直なところ当時の自分の心の中を思い出すとしてらあらゆる方面に納得がいかない。けど流れ作ったのは自分だしなってことでまあ言うなれば納得はいかないけどそれを正当化できる理由もないというか因果応報なんだよね。

結局は正当に認められたいっていう承認欲求だけが前に出てるだけだからそこに対するアクションも最後まで起こせてないしなんというのかこうなるべくしてこうなったよなってところが10年経った今になって思う正直な感想。

結果的に見たら新しい流れを汲んだヲタ芸のほうが今流れがちゃんとできてるし前に進んでる。良くも悪くも今は住み分けはできてるのかなと。

 

 で、オレはどちら側の人間かという答えに対して、さっき自分のPCのHDD漁って過去の自分の動画とか見てたけど、オレがヲタ芸にご執心な時期って3年にも満たないんですよ。そのあともやるにはやってたけど環境が良かった時期に承認欲求の解消の手段としてしか行ってない。手段であってやっぱ目的ではなかった。

目立つなら何でもよかった。結局ベースはイベンターだったよ。

そんなオレが自身をヲタ芸師、あるいは打ち師なんていうことが果たしてできるのか?答えは否

だけども自分が作り上げた技に対しては絶対的な自信と強烈なプライドがあってそこだけは死んでも譲りたくはない図々しさ。なんせこのオレが生きている中で唯一形として世の中に残せたもの、生きた証でありオレが過去に縋りつく原因でもあるこの技たち。残りの人生の中でこれに匹敵する達成感のあるモノを果たして今後世に生み出したり残したりできるかと言われたらまずもって自信がない。だからこそ10年以上経った現在でもこいつらに縋って生きている、それが過去にとらわれた相馬怜治の本質です。


自分をヲタ芸師や打ち師とは決して呼べないけども、自分が作った技は自分が作ったものとしてちゃんと後世に伝わってほしい、なんて傲慢なのか、なんて女々しいのか、けども今日はその自分のいやらしさ傲慢さ図々しさ、そのすべての醜さを曝け出す。


自分が作った技、それをできる限り下記に記します。動画があるものはURLも貼ります。


※相馬式ムラマサ第一

・ソウマサ(現在はアストロブレイクと呼ばれている)

動画は自分のソースがないのとほかに参考にできそうな動画を選別できてないので貼れない(町長あたりが町長式で打ったやつを持ってるかもしれん。あったら付け加える)(ほかにこの動画どうですってのがあったら教えて)

改めて見ると曲に対して手数が多すぎるなぁという印象。それもあって自分の中ではやっぱ最初に作っただけあって粗が目立つなっていう印象。だもんで使用頻度は低め。

名前の由来は文字通り相馬式ムラマサ、略してソウマサ


※相馬式ムラマサ第二

・ライジングセイバー(改)

↓自身では動画を上げたことはないが町長がやってくれていた

アサルトブレイクを作る過程で出来上がった動き、後に改良して改になる。

手をクルクル回してるところは本当は下段中断上段って3回やってハイパーヨーヨーでいうところのスリーリーフクローバーみたいな動きになってくれるのが理想。

本当はナンバリングするつもりはないお蔵入り技にするつもりだったがスリーリーフの動きはしたかったので結局完成させた。

名前の由来はオレの中学校や高校時代のマジック:ザ・ギャザリングやってて自分が作っていたチームN:B・B:Sの真リーダーと名乗って活動してた頃のHN [R.J]ライジング・ジン Type Fを略して「不可能と可能を常に同価値にし、時間と空間を司る者、ライジング」のHNが今でも気に入ってるのでどっかで名前を使いたかった。わりとそれだけ。


※相馬式ムラマサ第三

・アサルトブレイク

(関東式ムラマサと呼称されることがある。また今でもムラマサとして認識されることもある)

↓この動画の左、手の振り方が旧式ではあるがほぼいっしょ。昔なのでニコニコメインなので許して

これが恐らく相馬式ムラマサとして納得できた初めての動き

源流のムラマサを使用する人が関西に多かった(もともと発祥は関東)のとこの頃に関東打ち関西打ちっていうくくりをする人が出始めたこともあったのとこの花火動画の影響で暗い場所で動画で光物持つと動きが映えるという側面もあってかこれの後サイリウムダンスを生み出すきっかけにもなった動画でもあるしその先駆けのギニューがこの動きをムラマサとして使ったもんだからこれがムラマサとして広まってしまった。なので源流と区別するために関東式と呼ばれることがありますがオレは関西人なうえにオレの技なんで関東も関西もなく相馬式ですよと本当は声を上げて言いたかった。

動画参照するなら2009年7月20日より昔には誕生したらしい

名前の由来はこいつはない、まじでなんとなくかっこいいかんじで


※相馬式ムラマサ第四

・ドラグーンスピア

自身のHDDから残ってるものをあげた↓

誕生日は2009年8月15日(試作型の誕生日)

何を隠そうこの相馬怜治の最大にして最高の傑作、前述のアサルトブレイクの動きをブラッシュアップして改良した動き。

前半部分の最初の一手はタワーオブアイオンっていうネトゲのソードウイングという職業のキャラが使う「ダウンブロー」をイメージし、全体の動きもソードウイングがハルバードを使ってスキルを使っているイメージで作っています。

ダウンブロー→弓引き(アンクル)→フォースバインドで前半を形作り、後半はシビアストライク→レゾルートストライク→アンガーストライクみたいなイメージだがたぶん伝わらん。

名前の由来もタワーオブアイオンの武器シャニング・クライング・ドラゴン・キング・ハルバードをもじってドラグーンスピアにした(このゲームではハルバードとスピアが同一武器カテゴリーなので、あとオレがドラグーンを竜騎士の略だとは知らなかったのでこんな名前になった)

だもんで今更ながらだけど槍じゃなくてハルバードなんすよこいつ

おかげさまでこの略してドラスピ、数多くの方に愛用いただいています。

自分で言うのもなんだけどこれ以上の動きを作ることはもう叶わない、それぐらい完成されてます。

生み出すのに一番苦労しなかったのに一番完成されてるっていうな。


 第五に行く前にここでドラグーンスピアのサビの尺に合わせて可変する派生形通称「ドライブシリーズ」の紹介になります。正直アストロドライブ以外はアレンジの領域が出ないような気がするけどそこは気にしない方向で(まあこいつもアレンジだが)、あくまで相馬怜治の中でのアレンジの結果なので皆さんはどうとらえるのかわからないけど相馬さん的には尺を伸ばしたらドライブっていうイメージです。


※派生その1

・アストロドライブ

水樹奈々さんのAstrogationって普通のサビ技使うと尺が余るなっていう話とドラグーンスピアとアサルトブレイクって素体が一緒だから合体できるよなっていう話がうまくかみ合って結果誕生した技。Astrogation以外でもオレが知ってる中だと祝福のカンパネラとかで使用できます。使える部分が少ないにもかかわらず、割と多くの方にご愛用いただいている技になります。

名前の由来はAstrogationからイメージして名付けました。しかしオレが名付けたわけではなくこのアイデアをくれたむーりんさんにつけてもらいました。なので発案者はむーりんさん、実際に作ったのはオレということになります。

これは本当にドラグーンスピアがアサルトブレイクの発展型だからこそできた奇跡みたいなものです。


※派生その2

・プリズムドライブ

上記のアストロドライブから着想を得て、普通のサビ技では尺余る曲でもどうにかできるということがわかり以前から悩んでいた榊原ゆいさんの「そして僕は…」のサビをこれで解決できるのではと試してみたところ手のクロスのところから先をキャンセルしたらうまいことハマることに気が付いたのでこれはいけるとなって使い始めたもの。

名前の由来は上記楽曲が使用されてるアニメ「プリズムアーク」と歌詞のプリズムから拝借

動画では祝祭のカンパネラ!で使用してます。



だもんでアストロドライブは祝福のカンパネラ、プリズムドライブは祝祭のカンパネラ!とエレガ楽曲と基本相性いいのでもしかしたらいろいろ使いどころはいっぱいあるかもしれないです。


※派生その3

・リフレクトドライブ

これこそアレンジの域を出ないので技とは言いにくいですが、サビがAサビ、Bサビ、Cサビとある楽曲の場合、例えばドラスピ→サンスネ→ロマンスとかそういうふうにオレはやるんですけどこのドラスピ→サンスネの間にOADとか待ちを挟みたくなくてノンストップでいきたいのでドライブ尺を途中までやって強制的にサンスネに移行すると途中で何も挟まなくていいから流れがスムーズやなっていう自己満足の結果がこれです。

名前の由来はプリズムドライブよりさらに短いのでプリズムが反射して半分になったのでリフレクトってだけです。

言うて自分自身も忘れてたら使わないまであるんでw


本当はサビがDサビまである曲とかのドライブも作りたかったのですが残念ながら完成には至らず。



以上がドライブシリーズですね、要するにドラグーンスピア延長シリーズって認識していただければ幸いです。




※相馬式ムラマサ第五

・アンガーエクスプロージョン(未完)

↓町長の動画はあった


正直駄作、クソ、ゴミ

イメージはまたまたタワーオブアイオンのアンガーウェーブってスキルなんだけど実は後年まじでアンガーエクスプロージョンってスキルが実装されるっていう。

黒歴史にしたいくらい動きがゴミなので未完のままお蔵入りです。


※相馬式ムラマサその六

・ディメイションバスター

(構想だけで終了)

イメージは次元砲なんでいわゆるブラックホールクラスターとか縮退砲とかブラックホールキャノンよろしくグランゾンやヒュッケバインなあの手の武器をイメージして作りたかった。

※相馬式ムラマサその七

・名 前 す ら な い


本当は技を七つ作ってセブンスなんちゃらとか七なんとか言いたかったんですわ。


以上で相馬式ムラマサの説明終わります。


そういうわけで未完いっぱいだけど自分で言うのもなんだがドラグーンスピアとかそのへんが奇跡なだけで動きが斬新な技とか作るのって相当難しいな今になって思うと。

なんかやってもなんかの動きにかぶるしな。

とりあえず今作るとしたらベクトルタービン、略してベクターですね。

まあ元ネタはKRISS Vectorだけどw


とりあえずこうやって強引にオレが作った技はこれや!って言い張ることでみっともない行いではあるが確かに記録には残る、そのプライドに何の意味があるかはさておいて


もう三時間くらいこの画面と向き合って飽きてきたんでこの辺で終わりにします。正直今見たら文字数6600とかしんどいわボケむしろ長すぎて読む気もなくなるわってなるしな、つうかたぶん最後まで読んでくれる人もそんなにいないでしょ。


つうわけでさらばだ

                 2021年4月30日 相馬怜治

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