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GODOXのストロボが光らないのはフラッシュトリガーとの距離が原因かも?その解決法とは?
公共の場所でのポートレート撮影に対する世間の風当たりが強いと感じるのは、私だけではないと思います。
路上で撮影していると、撮影中だと気づいて足を止めてくださる通行中の方がいらっしゃるなど、周囲の寛容さやご理解に感謝を覚えたり。
ですので、自分のような非商業アマチュアカメラマンがポートレート撮影のイメージを悪化させてしまわないよう、大掛かりなストロボ機材を持ち込んで通行を邪魔するといったことは避けたいなと。
ということで、できるだけコンパクトな機材でストロボを使えるよう、クリップオンストロボを手持ちしてのオフカメラフラッシュ撮影の可能性を研究しています。
自分の腕を伸ばせる範囲に限られますが、これならストロボの位置を自由に変えられるので、コンパクトな装備で多様なライティングが可能になるのではないかと。
この研究に使っているのは、
GODOX TT685ii クリップオンストロボ
GODOX X2T ワイヤレスフラッシュトリガー
という組み合わせ。
しかし、実際にストロボ手持ちで撮影してみたところ、ストロボの発光が不安定になるという問題に直面。
ストロボとカメラの位置関係によっては、ストロボが全く発光しません。
特にストロボをカメラのすぐ近くにしたときが顕著。
何か解決法がないかとX2Tのマニュアルをあらためて読んでみたところ、トラブルシューティングのページに、
フラッシュトリガーとフラッシュとの距離は近過ぎますか(距離<0.5m)。
フラッシュトリガーで「近距離ワイヤレスモード」を起動してください。C.Fn-DISTを0~30mに設定してください。
という記載を見つけました。
さっそくフラッシュトリガーの設定を確認してみたところ、このDISTが「1-100m」になっていました。
これまでこのパラメータをいじった記憶がありませんので(そもそも何の機能か知らなかったので笑)、これが工場出荷時の設定かと思います。
で、マニュアルに従ってこのDISTを「0~30m」に変えてみたところ、

ストロボ不発がなくなりました!
これをThreadsにポストしたところ、同じようなストロボ不発に悩まされている方々から感謝のレスポンスをいただきましたので、意外と知られていない機能なのかもしれません。
というか私を含め、みんなマニュアルをちゃんと読まない笑
ストロボとフラッシュトリガーの距離が近いときは、トリガーのDISTを0-30m(近距離ワイヤレスモード)に変更する。
これでストロボの発光の不安定さが解消するかもしれません。