何も考えない時間が大切
家の近くから見えた花火の写真です。ちょっと遠いけど、結構よく見えました。夏〜って感じです。風も涼しくて気持ちよかったです。30〜40分くらいでしょうか。何も考えずにぼーっと見てました。
今は、インターネット、YouTube、SNSなど、情報が至るところに溢れています。慌ただしい世の中になりましたね。
だからでしょうか。花火を見ていて、何も考えない時間って大切だなぁって改めて感じました。頭がスッキリするというか、癒されるというか。
ここ最近、思考を意識して未来の方に向けていくというのを実践しています。やってみて感じるのは、かなり難しいということです。
思考というのは意識的なものと無意識的なものとあると思いますが、目の前の出来事に反応するのはたいてい無意識の方です。いちいち考えないですもんね。そもそも無意識的な反応を思考と言っていいのかわかりませんが・・・
人って不思議です。何も考えないで頭を空っぽにするというのができない。何も考えないようにしようとしても、「何も考えないように」って考えてしまいます。気がついたら、お昼は何を食べようかなとか、今日も暑いなとか、ヨコシマなこととか(笑)、何かしら考えています。
こんな感じで、起きている間は常に働いている思考ですが、だからこそ何も考えずにぼーっとする時間が大切なんだなぁと思います。
だからこそ、瞑想とかマインドフルネスとか、そういったものが流行っているのかもしれません。何も考えないというのは脳を休ませるのにいいと思います。だけど、それがなかなか難しい。
実際に瞑想をやってみるとわかります。瞑想は、体を動かさずじーっとして呼吸に意識を集中させるといいますが、最初は吸って吐いてに意識を向けていても、気がつくと全然違うことを考えてしまいます。
時間を気にしてしまったり、体がかゆくなったり、あっという間に思考はどこかに行ってしまいます。
そんな思考を休ませるには、寝るのも大事だけど起きている間に何も考えないのも大事だと思うんです。その、何も考えないというのは、何もしないというのとはちょっと違います。何もしないと、すぐにあれこれ思考が動きます。
それに対して、今日の花火は何も考えずにぼーっと見ていたような気がします。もちろん最初はキレイだなぁ〜とか、久しぶりだなぁ〜とか、いろいろ考えていたと思います。
だけど、しばらく見ているうちに、頭の中が空っぽになったような感じがしました。すごくリラックスできたし、癒されました。
そういえば、散歩とかも同じです。最初はあれこれ考えていますが、しばらく歩いていると、頭の中が空っぽになってきます。
きっと、こういう何も考えない時間って大切だと思います。