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瑠璃の部屋24
諏訪根自子に関する本を読み終えた。
第二次世界大戦に巻き込まれて、翻弄されながらも、幼少期からの生活習慣を守り、空爆に晒されながらも、ヴァイオリンを探求し続ける。うーむ。分からん。俺のような凡人には。でも、その演奏が自らの活路を開いていく。まるで、水戸黄門の印籠である。それまでの敵でさえ、演奏を聞いた途端、ははぁーと、皆んなが感服して、これをなんとか広めたい、守りたいと思うのである。しかし、彼女の演奏は、情感に溢れるものではなく、極めて正確であり、何のてらいもなく、何かを訴えかけるような演奏ではない。人の心を動かそうという演奏ではなかったようだ。それは、思うに、ヴァイオリンが魂を持つのであれば、その気持ちを、諏訪根自子は、ただ弾くだけ。だからこそ、聴く人に染み込んでくる。弾く人の解釈の全く入らない、ヴァイオリンの思惑を、実現するだけ。うわー、聴きたかった。そして、この本を今、俺が読んだということは、何か諏訪根自子に関する研究でもして、本を出し、がっぽり印税で笑って暮らせということに違いないと。高らかな宣言をnoteにしたためようとしたら、上がらない。確かにデータ量使い切ると上がらないが、それにしても遅い。もしかして、先日、おすすめに表示された女学生の記事に、そういえば、若い頃、こんなことを思ってたなぁと軽い気持ちでスキをつけたのが、通報されたか。まぁ、あの年代の警戒心って並ではないからねぇ。フォローしてくれてる「埋もれた」さんも、男子学生の記事にコメントしたら、ブロックされたと書いてたし。そんなことを考えながら、ご飯が炊ける前に、手持ち無沙汰なのでギターの調弦をしていて、ふと、これは、もしかしたら今、練習中で、まさに昨日、楽員たちの前で弾いた、ボロボロと拙いロマンスの演奏の参考にせよということなのではないかと。変に情感を入れず、ギターの赴くままに弾けと。そう考えを改めた途端、noteが開いた。😤頑張る。