他人は自分の心を写す鏡、が腑に落ちた話
のっけから何ですが、
私はほんと人と関わるのが苦手で。
表面上はわりと誰とでも合わせられるから、
付き合い上手と思われてるようです。
いや、ほんとは全然違うんですけど・・・
人と関わるとけっこう疲れます。
リカバーするのに何日もかかったりして。
でも実は人が好きなんです。
ほんとはもっと人と関わりたいし、
つながりを広げられたらいいなって思う。
これまじで何とかならないの?って
長年思ってたんですけど、
あーすごいシンプルなことやわ、
って腑に落ちることがありまして。
先日受けた占星術の講座にヒントが。
アセンダントとディセンダントのお話でした。
アセンダントは自分そのもの。
自分が世界に見せている姿ともいえます。
それに対して、ディセンダントは他者。
アセンダントのちょうど反対側です。
テーブルに座った時、
向かい側ってちょっと緊張しません?
なので、他者というのは
真正面で向かい合う相手のイメージです。
そして、自分の反対側なので、
自分とは正反対の性質を表します。
といっても、自分と正反対の性格の人、
というよりもむしろ、
自分が生まれながらに持ってる質と
正反対の視点で相手を見ているということ。
もう少し分かりやすく、私の例で。
私はアセンダントが天秤座なので、
ディセンダントは牡羊座になります。
天秤座は人との調和を一番に考えます。
自分の意見より、まず相手の意見を聞いて
相手とバランスをとることを重んじる、
いわば平和主義者のようなところがあります。
それに対して、牡羊座は正反対。
自分がこうしたい!と思ったら、
他人は気にせず自分の思いに従って動く、
まず自分が一番になることを目指す、
いわばファイターのようなところがあります。
向かい側の星座は自分の「隠された部分」で
本来は自分の中にもある性質なのですが、
自分ではあまり自覚がないところ。
だから、正反対っぽい人に出会うと
それに気づかせるために、心がざわつくわけです。
例えば、スーパーで買い物してるとき。
前からずんずん進んでくる人がいるとします。
相手は特に道を譲る気もない感じ。
私はその様子を遠目で見て、
だいぶ前方にいる時からさっと脇に寄ります。
これ、アセンダント天秤座的な行動です。
(アセンダントは無意識の初動も表します)
相手とぶつからないように、
自分から争いを避けようとするんです。
道を譲らずそのまま進むとかはないな。
で、そのままずんずん来る人に対して
内心ちょっとざわついたりしてます。
「自分中心で相手のことを構わない人だ」
という視点で他者を見てるわけです。
これ、ディセンダント牡羊座的視点だと思います。
でもですね、別に突進してくる人が
牡羊座ってわけじゃないんです。
(そもそも相手の星座なんて分からない)
あくまで「自分が」相手をそう見てる、
他人の中に自分の心を映し出してるだけ。
自分の心のざわざわは、
他人を通しての自分自身ということ。
このからくり、分かってたつもりだったけど、
こうして改めて書いてみて、
ほんとそうやな!ってしみじみ思います。
全ては自分の中で起こってること。
シャドウは影の自分、
無意識下に隠れた自分の一面です。
他者が人の形をとって、
自分の影をわかりやすく見せてくれてる。
そう思うと、人間関係で悩むのが
だんだんあほらしくなってきます。
だって、ざわざわの元は、
自分の中にあるものだから。
その性質を自分がやっていないだけ。
だから、自分でやっていくのが一番。
でも、元々の自分と正反対のことをするのは
けっこう勇気がいるんですよね。
意識しないとできないことでもあります。
でも、本来はそれも大事な自分の一部。
ざわつくことを勇気出して自分でやってみる。
それがごくささいなことでも。
さっきのスーパーの例でいうと、
相手を気づかいつつも、たまには思い切って
自分の進みたいように進んでみる。
いっぺんに大きなことは無理だけど、
小さなことから少しずつやっていくうちに
だんだん自分のものになっていくはず。
元々は自分の一部だから。
これからも人から自分の影を見せられて
そのたびにざわざわするかもしれないけど、
その時は「いつものひっかけ問題きましたー」
と思って、気楽にあせらずゆっくりじっくり。
いつか全て自分になるように。
🌟星のつぶやき、やってます。
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少しだけ補足:
牡羊座のことに触れましたが、
あくまで星座の質を説明するための例えで、
牡羊座さん自身を指すものではありません。
(もしお気を悪くされたらごめんなさい)
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