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全国旅行支援を使わない(使えない)私たちはマイノリティだったという話
日本では先週末から旅行代金が40%補助される「全国旅行支援」なるものが始まりました。
私たちも先週末に旅行に出かけたのですが、ホテルも駅もやたら混んでいたのでおそらく影響はかなりあったと思います。
実は私たちは”利用条件”を満たしていないため「全国旅行支援」を使っていないのですが、ホテルのフロントで自分たちが実はかなりの少数派ということがわかりました。
というのも、フロントでチェックインする際に周囲の客がほぼ全員「3回目の接種証明」を出していたのです。
出していない(そのプランで予約していない)のは私たちだけだったので、明らかに「マイノリティ」というわけです。
実際に3回目を終えた人の割合は65%ぐらいなので、理論上は3分の1の人が対象外ということになりますが、おそらく「対象外の人で旅行に出かけた人」となるともっと割合が少ないと思われます。
私は支援がなくても元々旅行に行くつもりでしたので、今更割り引いてもらおうとも思っていないですが、この「全国旅行支援」に対して「差別だ!」とか「こんなことにお金を使う場合じゃない!」という人もいます。
また、仕組みも結構複雑なため各地の宿泊施設でも混乱が起きており、余計な負担がかかっている様子です。
この件は恩恵を受ける人、損をする人、蚊帳の外に置かれた人がいるためどうしてもあちこちから文句が出てしまいますが、万人が満足するものを出すのはほぼ不可能なので、仕方ない部分はあると思います。
ただ「みんなのための施策です」なんて”綺麗事”を言ってしまうから不満の声も大きくなるのであって、最初から「これは特定の人が得する施策です。もらえない人は我慢してください」と言い切ってしまえばよかったのかもしれません。
実はこの先も旅行に行く予定はあるのですが、旅行支援を使うつもりはないのでそのままの料金を払うことになります。
ただ幸いなことにかなり前に予約したのでそれほど高くはなかったのですが、旅行支援が始まってから予約すると割高になっていましたので、旅行支援を使わない人にとっては損することになるかもしれません。
まあ政治家の皆さんは何をやっても文句を言われるので本当に大変だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。