アリススプリングスニート、終焉近づく
1月24日、アリススプリングスからダーウィンの南にあるキャサリンという町へ友人ノエル、ノエルの弟、ノエルの母(92)と僕はノエルの車に乗り込み出発する。
しかし、ダーウィンへの道路が洪水していたため、アリスへ引き返すことになり、更にノエルの車のエンジンランプが点灯したので、メカニックに行かなければならなくなった。
僕は謎のフィリピンおじさんノエルと1月中旬にアリスの寿司屋で出会い、ダーウィンに行きたいことを僕が伝えると、彼もダーウィンに行くというので、一緒に行くことになった。
しかし、悪天候が続くノーザンテリトリーとサウスオーストラリア。しっかりその天候の影響を受け、前述の通りアリスからキャサリンへのドライブは断念。さらに帰省後、メカニックに行くと車の修理がいつまでかかるか分からないと言われる。
結局、僕は洪水が収まり、車の修理が終わるまでノエルの弟の家に泊まらせてもらうことになった。
この期間はそんなに悪くなく、ギターを弾いたりパソコンで曲を作ったり、読書や英語の勉強をしたりと、充実していた。
僕はそもそも、アリスには長く居るつもりがないので、最近は常に*ヘルプエックスをチェックしている。
そんな中、ゴールドコースト周辺でピアノやギターを持っているホストを見つけ、その人の家でヘルプをすることに決めた。
行ったことのない場所に行きたいし、ダーウィンにはいつ行けるか分からないし、なによりこのノエルという人物がなかなかの性格であったため、早く彼から逃れたかった。
基本的に声が大きく、事あるたびにあたふたし、自分のやりたいことは常に優先されるべきだと思っているのがノエルである。ちなみに年齢は52歳。
彼のマンガのような言動、行動の例は最後にいくつかあげるので、ここでは割愛。
ちなみに、彼の弟、妹と会話をしたが、彼らもノエルにはだいぶ愛想を尽かしている様子だった。
そうと決めた僕は、2月1日にブリスベンへのフライトと宿を予約。ノエルの弟に事情を説明して、フライトの日まで泊まってもいいか尋ねると、あっさり承諾。この洪水だといつダーウィンに行けるかわからないよなと言ってくれた。
正直、ノエルの弟や妹の方がちゃんと話ができるので、ホッとする。
今僕はブリスベンに住んでる友達にどこのレストランがオススメかを尋ねて、次の旅に向けて情報収集している。ラーメン屋さんがたくさんあるらしい。
まだフライトまで日数があるのでニートをしっかり楽しもうと思う。
*トップの画像はアジアンショップで見つけたカツラ。レジの真下にぶら下がっているので、お会計中についつい買ってしまいそうになる作戦を施す。
*ヘルプエックスとは労働の報酬に宿や食事をいただくサービス。
ノエル衝撃言動、奇行集
家にスマホを忘れ、取りに帰ってくると僕に「気づいてたの!?なんで電話してくれなかったの!?」
自分がオススメのフライドポテトを食べろと言い、口に押し付けてくる
疲れるとハグを懇願してくる
(ちなみに彼はゲイ)弟に車を借り、その日にその車で事故を起こし、もう車は貸さないと説教を受ける
嘘をつく
毎日のようにこのようなことが起こるので、第三者として傍観する分には楽しい。