NHK紅白に大異変、CD未デビュー歌手選出(夕刊フジ) ←ちょっと違う

夕刊フジの記者は、いまいち現代の音楽事情をわかっていないのではないでしょうか。

もはやオリコンCDチャートの権威は過去のものとなりつつあり、それに代わってBillboard Japan Hot 100チャートが重要になっています。

少し前にLiSAの「炎」がオリコン(シングルCD)3週連続1位というニュースが配信されていましたが、個人的には今更CDチャートの連続首位がニュースになるのか、という気持ちでした。

そもそも、いまどきCDを買うのはほとんどがアイドルファンであり、その理由はアイドルがストリーミングを解禁していないからです。

今年の夏に米津玄師がサブスクを解禁したことにより、音楽業界は大きな転機を迎えたと思っています。つまり、今後は主流が完全にストリーミングとなっていくということです。

そのような面から考えると、瑛人、NiziUの選出は当然であると考えられます。逆に、櫻坂46の選出については疑問がつくところでしょう。そして、ジャニーズの大量選出を見ると、やはり紅白側がCDシングルの売上を重視していることに変わりはないのではないでしょうか。

そして、今年選出が期待されていた歌手にYOASOBI、DISH//がいましたが、落選してしまいました(追加発表される可能性もありますが)。これにも疑問がつくところでしょう。

何が言いたいかというと、特段紅白に大異変は起こっておらず、夕刊フジのピントがずれた記者の記事に突っ込みたかったということです。

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