ファンダムが弱まる音楽チャート、ファンダムが強まる視聴率
音楽ストリーミングの普及により「コアファン以外にも広く聴かれる楽曲」が重要となり、これまでCDセールスによって人気を演出してきたグループアイドルにとって、音楽チャートでは逆風が吹いている。
一方で、これまで世帯視聴率という「薄く広い」指標が重要となっていたテレビ業界は配信へのシフトにより個人視聴率、コア視聴率、TVer再生回数を重視するようになった。
SNSのトレンド・勢いはファンダムの強さと直結しており、これが重視されることで、「視聴率は低くてもファンの熱量が大きい番組」がこれまでより重用されるようになる。
タイトルの通り、音楽(チャート)業界はファンダムの影響を少なくする方向に動いているが、テレビ業界はファンダムを利用することで世代交代、スポンサーへのアピール材料としている。
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