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REICOのひとり言⑦

”REICO”のREIは”REIki”から、COは”COunseling”からとっています。

「手のひら療治」を読んで 6 (p66~p96)
7月17(日)、24(日)、31(日)にclubhouseの「レイキクラブ」で「手のひら療治」を読みました。
パソコンの不調がきっかけで、途絶えていましたが、見てくださる方がいるようなので、またまとめていこうと思います。

4.てのひら療治実施法手引
ロ、治療の順序
7.胸(肺が悪い場合は胸を撫でていると悪い所が見つかるのでそこに手を当てれば良いそうです
8.心臓(特に弱い子供は心臓が悪いのが多いそうです)
9.乳房(乳が出ない場合、乳腺の柔らかい人はほとんど絶望ですが固いなら大抵出るそうです)
10.胃(みぞおちあたりに手のひらを当てるといいが、胃はやや左に偏っているので注意するようにということです)
11.腸(下痢便、秘など大体は大腸が悪い場合が多いそうです)
12.肝臓(みぞおちから右の方で、胆石、黄疸などがここの病気だということです。右の肩だけ凝るという人にしばしば肝臓の悪い人があるので試すと良いそうです)
12.腎臓(横腹のやや後ろ下あたりで、腎臓に故障があると特有の感じを与えるそうです)
14.膀胱(位置はへその下のところで、風邪や毒から起こるそうです)
15.婦人病(へその下部から前の高い所にかけて治療すると、おりものが増えるが、その後全快するそうです)
 全て一般に体の前面を治療した時は、もう一度背面からやっておくと良いということです 。
 この後16から42まで 下記の症状についてそれぞ具体的に、順番に何処に手をあてて、どのように治療すればいいのかが書かれています。
16.痔  17.精気づけ   18.脳溢血  19.神経衰弱  
20.ヒステリー  21.神経痛、リュウマチ  22.シャックリ
23.喘息  24.脊髄病  25.糖尿病  26.脚気  27.バセドウ氏病
28.皮膚病  29.切り傷  30.火傷  31.霜やけ  32.棘
33.子供の夜泣き   34.百日咳  35.ジフテリア  36.はしか
37.鵞口そう  38.脱臼  39.骨折  40.気絶  41.脊柱矯正
42.性癖治療
是非心当たりのところを実際に参考にしてもらえたらと思います。

手のひら療治体験録
手のひら療治体験の様子(p78~83)
 これは昭和3年3月2日、大学病院において脊椎カリエスと診断された田代純一さんの体験の記録です。最初に診断の時の問答から始まり、その時の体調が書かれています。そして次に8月9日180日ぶりに大学病院に行って再検査を受けた時の様子が書かれていますが、その回復ぶりは驚きです。そして9月からはまた学校に勤めることができるようになったということです。
 この驚くべき回復は、7月29日から施しされた手のひら療治の偉効であるということです。
 
 
手のひら療治体験日記(p83~P91 )
 7月30日   江口先生を自宅に迎え、9時半から施術開始。まず頭部30分。その後うつむきになり脊椎全部に約1時間施術。
 その後妻のための第2回の伝授に、田代氏も伝授を受けられる。
(この伝授を三日間、三度つづければ、その人はもう他人に伝授する能力を備えるということであったそうです。 また、「この術、ひとたび伝授されてもそれを他人に施し、順次鍛錬しないとあまり効かなくなる。できるだけ多くの患者に接し、手のひらの力をたくわえるようにしないと、とのお話であった。」と書かれていたのが印象に残りました)
 31日  大雨強風の中、江口俊博先生の伯父の江口鎮白(やすきよ)先生が来られて、江口先生とほぼ同様の施術をしてもらい、終了後、霊術のご伝授があった 。
 8月1日  午前中、妻が田代氏に施術。午後3時過ぎ、江口鎮白先生が来られて前日のように施術されて帰られる。これで田代氏の仙術の伝授が完了した。
 4日  杖なしで、たいして危なげなくもなく、近所まで行った。数日前は、ものにすがりながら、庭に出るのがやっとだったというのに、雨の三日間閉じこもっている間に受けた仙術の力による。
 妻も外出したが、今までだと電車酔い するところ、何の支障もなく帰ってきた。先日来の江口先生の治療のおかげだろうと驚き合う。
22日~24日  渋谷の江口先生宅で開かれた手のひら療治補修会に参加し、気が付くと、帰り道、自然な歩き方になっていた。
29日  朝から妻が腹の具合悪くし、浣腸しても痛みがあったため、夕方40分ほど手のひら療治を施すと便通があって、痛みが去った。
 田代氏の足の親指の痺れは、ほとんどなくなった。コルセットなしで歩くと背中に少し痛みを感じるだけになっていた
9月1日  学校始業式に行く。1日置きの登校。
18日  杖なしで学校に行くも不安はなし。
10月1日  この日より毎日出勤。学校近くの仮住まいに移る。
昭和4年1月5日  全快祝いで、 身内17名が集まり、盛会を極める。

 その後は取り立てていうこともないが、同僚の教師が(剣道で)脇腹を突かれて倒れたものの、3回1時間ずつの手のひら療治で、訳もなく直した。
 またその人が手の小指を突き折って出血した時も、手術の後、三日間1時間ずつ3回にわたって治療したところ、医師も驚くほど急速に全快した。

(その後、田代氏は「この治療法は、決してただ単なる病気の治療法なのではなく、恐れ多くも明治天皇のお心に沿うと徳行と確信するのである」と書かれ、いくつかの歌を紹介されていました。)
昭和4年4月29日 田代順一

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31日はP104まで読みましたが、次回 8月7日分と一緒にまとめます。







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