「すべて」の「みかた」

「すべて」を漢字にすると、主に「全て」を使うが、「総て」「凡て」もある。
「全部」「総合」「凡庸」などの熟語から、
感覚を研ぎ澄ませて言霊を感じてもらいたい。

「みかた」の説明は元旦に解説済み。

「すべて」を「人生」「世界」「あらゆるもの」などの言葉にしようか考えたが、
一番しっくりくる「すべて」を選んだ。

元旦に書いた「てんき」の「みかた」を応用する。

1つのみかた
「この世は全て神の創造物」

2つのみかた(単独存在不可・対象必須)
「この世は全て創造したものと創造されたもので構成されている」

3つのみかた(対象の対象も必須)
「男と女と人間」もしくは「男と女、二人を繋げる恋愛感情」
この「3つ」に分けることが1番この世界の人にはしっくりくる。
事例はキリがないので、ご自身で想像していただきたい。

4つのみかた
「上下左右」「東西南北」「火・空気(もしくは風)・水・土」
などなど

5つのみかた
「陰陽五行説」=月と太陽(日)を抜かした7曜日(木・火・土・金・水)
五体満足・五感・五臓六腑などなど

6つのみかた
「三次元同士の結合(三角と三角)」
サッカーボールから六角形は球体に近いことがわかる。
「六=無」なので、「無限」「無料」「無制限」などある。

7・8・9・・・

果てしなく続くので、キリよくここで終わりとする。

どんな「ミカタ」もできるということを識ってもらった上で、
1つの「ミカタ」をベースとして、2つ、3つと分解して観れるようにする。

不可解に思えるような問題も、なんてことなく解けるようになってくる。

すべてが「1つ」にみれれば、それは「無」と同じで、
他のことはどうでもよくなり、気にならなくなる。

「善悪」「幸・不幸」などの二元論的な思想は破滅を生みやすく、
それらを統合した1つの「みかた」ができてから分けるべきこと。

「すべて」の「みかた」さえ、きちんとできてれいば、
何事もおそれることはない、あるがままに受け入れることができ、
それを善悪正邪きちんと判断もでき、調和させていくことも可能となる。

人間は「すべて」を創造することができない、
つまり、「1つ」にするには人間の力だけでは不可能となる。
「すべて」を創造したもう「神」の力無くして、本来の姿に戻ることはない。



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