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「シーズン・テーマ」制による、ビデオゲームの特集をスタートします。
令和ビデオゲームグラウンドゼロは今後、「シーズン・テーマ」によるゲームの特集を進めていきます。初回のテーマは「言語」、そして「日常」の2本立てで行く予定です。
執筆・ヘッダーデザイン / 葛西祝
本記事は無料で最後まで読むことができます。もし、本企画の支援の一環ととして、記事をご購入いただけましたら、本企画の裏の意図を書いたテキストをお読みいただけます。
シーズンテーマとはなにか?
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「シーズン・テーマ」とは、ひとことで言ってしまえば「雑誌が行う特定テーマの特集を、半年から1年くらいかけ、長くやるようなもの」です。名前のとおり、ひとシーズンかけ、ゆっくり更新していくイメージですね。
雑誌の特集って、テーマに沿っていろんな記事を扱いますよね。作品の紹介、インタビュー、批評などなど。
「シーズン・テーマ」では、扱うテーマに当てはまるゲームの紹介や、クリエイターへのインタビューのほか、テーマ全体を通した批評やコラムなどをまとめていくものです。
「シーズン・テーマ」の目的
この特集の目的は、「ひとつのテーマとして見ていくことで、こんなゲームの流れがあったんだ!」という、ゲームの表現にある種の文脈や、歴史的な流れを提示することがあります。
「最近はなんだか近いようなアプローチのゲームが見当たるな」ということは、たくさんのゲームをプレイしている方なら思い当たることでしょう。
簡単に言えばそうしたゲームの傾向をひとまとめに紹介したり、識者のインタビューなども重ねることで、一つの文脈を提示することを考えているということです。
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というわけで「シーズン・テーマ」初回として、まずはテーマ「言語」、そして「日常」をまとめたものを用意しました。今後、さまざまな書き手によって更新されていきますので、ぜひぜひ読んでいっていただければありがたいです。
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こちら、特集ページはこれから更新していく予定です。まだスタートしたばっかりですが、テーマに沿って新作、過去作も含めた情報をアップしていければ、ひとつの文脈を提示できればと思います。以下、マガジンにて各テーマをまとめたものを出しております。
いまは膨大にビデオゲームのタイトルがあふれかえる海の上を、コンパスも持たずに漂っているように錯覚することがあります。シーズン・テーマが、あなたがビデオゲームを選ぶひとつの指針になれれば、とてもうれしいです。
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