映画プペルを見て

えんとつ町のプペルを見てきました。

結論からいうと期待ほどではなかったと言わざるを得ないかな。
★5段階で言えば★3くらいの体感です。

一言で言うと「映画っぽい何か」ですかね。
確かに全編通してストーリー構成とかはよくできているように感じます。

でも、、、、心に響かない!!!

西野さんの夢の詰まった映画だったので期待してたのですが、アニメーション作品としての評価は正直それほど高く感じなかったです。

やってることはすごいんですよ。冒頭のモーキャプ使ったダンスや様々な3Dカットを使った美麗なグラフィックなどなど。全体通して非常に新たな試みは入っていたと思います。

でも、正直響かなかった。もっと泣かせてくれるアニメになっていると期待してたけど思ったより泣けなかったというのがホンネです。

私が思うに一番の原因は、、、

言葉に頼りすぎている

ということでしょうか。

プペルは絵本ということもありちょっとメッセージ性が高く、それ自体は良いのですが、それが映像作品となると映像がつく意味をもうちょっと考えて欲しかったなという気がしました。

シナリオ展開は先読みできるレベル。映画を見ながらハッとする展開は全くなく、全体等して情報量と伏線と回収が多いので怒涛の流れの中で頭がついていきません。しかもそのほとんどが言葉による説明なので言葉を聞いてないと追いつかないというもの。

この映画には、映像で伝える意味は何か?が欠けているように感じました。

えんとつ町のプペルは見るものを選ぶ

あとは疑問として西野さんは星の見えないえんとつ町を現代社会に準えているのですが、今の社会ってあんなに暗いものだったっけ?って思うとこでしょうか。

社会に対して、より翻弄されいていると思っている人がこのストーリーに共感ができ、社会は明るく平和で楽しいと思う人にとってはストーリーが気持ち悪く一種の宗教っぽさを感じることでしょう。

人を選んでいる時点で若干の違和感は感じる作品でした。


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