ディスクシステムのヘッド調整だけで動かない場合その2(ヘッドサポートが摩耗してしまった時の対処法)
ヘッド調整中にエラー内容が変わらない場合
いくつかあるドライブのうちどうしても1台だけ調整が難航したドライブがありました。その原因は以下のサイトにあるものでした。
ヘッドをいくら調整してもエラー内容が変わらないというのはおかしいです。
大半はヘッド調整法を用いればエラーになったとしても21・22・27・28がコロコロと入れ替わります。
これが一定の時はヘッドの角度が問題ではないと思った方が良いです。
ディスク面に接触している部品が原因
この写真に写ってるアームの様なものと先にある茶色い物体、これはディスクの読み込み面を上から押さえつけて下にあるヘッドへと押し当てるためのサポートアームです。
この茶色い部分が摩耗によりすり減ると、ヘッドへ押す力がなくなりディスクが読み込めなくなるようです。
身近な代用品
先っぽの部品は外すことができますので転がってるジャンクから拝借するのも良いですが、手短に用意ができない場合は身近なもので代用してみます。
いい感じに白いものがくっついてますが、こちらは綿棒です。
綿棒の先っぽをカットして両面テープを使い固定しています。
おおよそ1ミリ程度出っ張れば大丈夫な様です。
これでちゃんとディスクが押されてゲームを起動できるようになりました。
注意点
要はディスク表面を押さえられれば良いので必ずしも綿棒である必要はありません。
ただし、以下のことを注意しておく必要があります。
ディスク表面に傷がつかないように、柔らかく滑りやすい素材のものを使う必要がある
ディスク表面は磁気に弱いため、ディスク回転時に静電気などの磁気を帯びない素材にする
ですので、綿棒についてもナイロンやポリエステルなどの化繊系を使わずできる限り綿100%のものを使うといった方が良いと思われますのでご注意ください。
以上、ご参考になれば。
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