「 キズモノ 」
私は傷痕を見られるのが怖い
傷だらけの心と体
この傷痕を美しいと言ってくれる人なんて居ない
キズモノ
どんだけ足掻いたって治らない
淋しさを埋める手段なんて無い
何時だって私の心を抉る事ばかり起きる
ねぇホントは怖いよ
でも素直に甘えられない
そぅ何時だって硬い鎧を着て生きてる
なんでこうなってしまったんだろう??
上手く言葉に出来ない
そぅ何時だって愛想笑い
君が笑ってくれるなら道化師(ピエロ)にだってなろう
でもね
きっとキズモノの私は需要が無いと想ってしまう
傷痕が疼く
誰にも認められない
この先もずっと独りきりなんだと思い知らされる
もし自分が認められる時がきてもきっと
自分を許せない
この心と体に埋め込まれた傷痕が笑うだけって知ってるから
Fin
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