イギリス 学生寮の探し方
留学にあたって、居住先選びは非常に大切です。
見ず知らずの国に行く場合は、特に「学生寮」（この記事では簡便のために、 student accomodation のことを指すこととします）を選ばれる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、筆者の経験をもとにイギリスでの学生寮の探し方をまとめてみました。
学生寮（student accomodation）のメリット
留学先での居住スタイルには、ホームステイやシェアハウス、学生寮など様々なものが挙げられます。個々人の好みやスタイル、経済的制限に見合ったものの中で選ぶことになると思いますが、ここでは学生寮（student accomodation）を選ぶ場合のメリットについてまとめてみました。
光熱費や水道代、インターネット代が全て含まれている：民間の住居だと、一つ一つ自分で契約しなければいけませんが、student accomodation であれば一般的にこれらは全て家賃に含まれるため、別途契約や支払いの必要がありません（all bills included）。
学生同士で交流ができる（安心感も？）
保証人がいなくても、またビザが間に合っていなくても契約できる：これは物件に依存するところもありますが、基本的に留学生の事情を配慮している部分が多いため、日本から全く見ず知らずの土地でも契約ができる、と言うのは大きいかと思います。
受付がある：何か困った時には対応してくれたり、荷物を受け取ってくれたりするため、非常に助かります。
学生寮（student accomodation）のデメリット
とはいえ、全ての学生が寮を選ぶわけではありません。これまでに聞いたことのあるデメリットとしては、下記のものがあります。
割高である
ペットが飼えない
騒音問題
民間 vs 大学提供
「学生寮」という言い方をしてしまうと、大学提供のもののような印象を与えてしまいますが、留学ビジネス大国とも言われるイギリスでは、民間会社も多くの student accomodation を提供しています。
以下にそれぞれの特徴をまとめました。
民間
大学提供の寮より安い（地域に依存する可能性あり）
選択肢（価格帯・部屋のタイプ・立地など）が豊富
大学提供
寮生はみんな同じ大学のため、交流がしやすい
たまに大学からの福利厚生のようなものを受けられる
大学管轄下なので何かと安心
個人的に気にするポイント
以下では、筆者が考える物件選びで気にするべきポイントをまとめてみました（自戒もこめていたりします）。
立地：これは、留学先大学に通っている（通っていた）人に聞くのが良いと思いますが、大学からの距離や、治安、周囲にスーパーなどはあるか、パブが近すぎてうるさかったりしないか、等、事前にチェックしておくと安心です。
価格：イギリスの学生寮は、基本的に週単位で金額が決まっています。大学提供の寮の値段は相場の目安となるかもしれません。
サービス：スポーツジムや卓球台、麻雀台は多くの学生寮に備わっていると思います。他にも、朝食がついていたり、大学までの送迎があったり、イベントが色々開催されていたり、受付がマルチリンガルに対応していたり、など寮によって様々な特徴があるため、その辺りもチェックしておくと良いと思います。ただ、過度な期待はやめておいた方が良いでしょう。。。
洗濯機の値段：意外と盲点だったのが、洗濯機でした。寮によっては、洗濯機の値段は家賃に含まれず、しかも洗濯１回で 4 ポンド！と言う話もよく耳にします。そうなると、洗濯代も実質家賃に上乗せになるので、よく調べておくことをお勧めします。
フロア：イギリスのフロアの命名法については、永遠に理解できないのですが、自分が住む階が何階になるかは確認しておくと良いと思います。半地下だったりすると寒いらしく、Ground Floor は道を歩く人が気になったりするそうです。かといって高い階にすると、エレベーターがないこともあり（筆者はこれでした）、地獄です。下の階は水漏れの影響も受けやすいかもしれません。
炊飯器が使えるか：流石にここまでの情報はネットには載せていないところがほとんどだと思いますが、報知器が誤作動してしまうからと言う理由で炊飯器が使えない寮は多いそうです。気になる方は、問い合わせてみても良いかもしれません。
空調：セントラルヒーティングを取り入れているところが多いと思いますが、エアコンを取り入れているところもあり（エアコンの良いところは冷房や送風としても使えるところです）、気になる方はそのあたりもみてみても良いと思います。
民間の寮を探す
大学提供の寮は、大学のウェブサイトからアクセスできるかと思いますが、民間の寮に関しては下記のような仲介会社を使って探すと便利です。
エリアから絞り、複数の物件を比較することができます。また口コミなども見ることができるので、便利です（口コミに関しては、Google Map も参考になるかもしれません）。
Amber
筆者の場合は、Amber の仲介担当の方と WhatsApp で連絡をとって、部屋の階数の指定などを行いました。丁寧でしたが、途中から担当の方とは音信不通になりました。。。笑
それでも、特に問題はなかったので、オールオッケーです！
それでは、この記事を読まれている方が良い家がを見つけられますように〜。