ゲーム実況時のトラブルシューティング集【10/26 更新】
ゲーム実況を行っている中で、これまでに行き当たったトラブルと、それをどう解消したかの備忘録です。
マイク音が時々不安定になる
問題が発生した構成は、こちらで紹介している構成です。
録画した動画内において、マイク音に雑音が入ることがありました。プツッとした音や、一瞬の音飛びなど種類は様々。頻度は一定ではなく、30分のうち数回発生することもあれば、1時間に1回だけ発生することもありました。
マイクをさしているドッキングステーションが発熱していたため、冷却ファンをあてるようにしたところ、頻度は数動画に1回ほどに大きく減少しました。
ゲーム用 PC から出力しているゲーム音が、時々録画用 PC に入力されない
問題が発生した構成は、こちらで紹介している構成です。
ゲーム用 PC 上で OBS を起動し、モニタリング音声の出力先としてキャプチャボードを指定するのですが、同じように設定しても、時々音声が入力されないことがありました。全くの無音状態です。ゲームの映像は正常に入力されています。
原因は結局分かりませんでしたが、ゲーム用 PC 上の OBS の起動/終了時、以下のようにすることで再発することがなくなりました。
終了時
映像ソースを全て非表示に設定
音声ソースを全てモニターなしに設定
モニタリング音声の出力先を規定に設定
起動時
必要な映像ソースを表示
モニタリング音声の出力先をキャプチャボードに設定
必要な音声ソースをモニターのみに設定
ゲーム用 PC の OBS → キャプチャボード出力は、手順を間違えるとうまくいかないことが多かったため、別途記事にしてまとめる予定です。私の機材の組み合わせによるものかもしれません。
ゲーム用 PC から出力している音声が、時々大きく遅延して録画用 PC に入力される
問題が発生した構成は、こちらで紹介している構成です。
ゲーム用 PC 上で OBS を起動し、モニタリング音声の出力先としてキャプチャボードを指定するのですが、同じように設定しても、時々音声が大きく遅延することがありました。ゲームの映像は正常に入力されているため、映像と音がズレている状態です。
原因は結局分かりませんでしたが、ゲーム起動前にゲーム用 PC がキャプチャボードを認識していると、高確率で問題が発生しました。そのため、録画のために各機材を立ち上げる際、以下の順序で起動することで再発することがなくなりました。
ゲーム用 PC を立ち上げる
ゲームを起動する
録画用 PC を立ち上げる
キャプチャボードに電源が供給され、ゲーム用 PC がキャプチャボードを認識する
ゲーム用 PC の OBS を立ち上げ、必要なソースをキャプチャボードに出力する
録画用 PC の OBS を立ち上げ、ゲームの映像、音声ともに正常に入力されていることを確認する
ゲーム用 PC の OBS → キャプチャボード出力は、手順を間違えるとうまくいかないことが多かったため、別途記事にしてまとめる予定です。私の機材の組み合わせによるものかもしれません。
ゲーミングモニターに出力したゲームの映像が、プレイできないレベルでカクつく
問題が発生した構成は、こちらで紹介している構成です。
昨日まで通常通りプレイできていたゲームが、急にカクつくようになってしまいました。接続などは特に変更していません。
検証したところ、ゲーミングモニターに出力した時のみカクつくことが分かりました。
ゲームの設定にあった垂直同期がオンになっていたため、そちらをオフにしたところ、正常にプレイできるようになりました。
垂直同期自体は良い機能だと思います。きちんと各機材の設定を見直せばうまく動くこともあると思います。
常にマイク音が歪む、ザーッという雑音が入る
問題が発生した構成は、こちらで紹介している構成です。
常にマイク音が歪んで聴こえたり、ザーッという雑音が聴こえたりしていました。
規定の最大音量を超えないようにリミッターをかけていたのですが、それを外すと通常通りの音声になりました。現在はコンプレッサーで調整するようにしています。
リミッター自体が悪いのではなく、私の設定が良くなかったのではないかと思ってはいますが、コンプレッサーでの調整も大きな問題にはなっていませんので、いったんこのままの運用にしています。
キャプチャボードから入力した映像の色相が、時々異常になる
問題が発生した構成は、こちらで紹介している構成です。
接続方法は特に変えていないのに、キャプチャボードから入力した映像を OBS で確認すると、映像の色相が大きく変わってしまうことがありました。これは Switch、Steam どちらのゲームでも発生し、頻度も一定でなく、忘れた頃に再発しました。
原因は分かっていませんが、OBS の映像キャプチャデバイスソースのプロパティ内にある、入力フォーマットを一度別のものを選択し、本来のものに選択し直すと直ります。
再発した際はこの作業を行って都度修正しています。