ズレズレなるままに
先日映画館に行った。半年位ぶりに。山田涼介主演の映画を見たのだが席についてから気づいた、
自分以外の閲覧者が居ないことに。入るシアターを間違えたのかと思い外に出てシアターの番号を確認する。合っている。多分ギリギリか広告が流れている時に来るだろうと思い席に座って広告を見る。
誰も来ない
映画が始まった。悪くない出来だったがなんか物足りない。中途半端にコメディー要素が入っているからだろうと私は思う。あと不倫や急なキスシーン、下品なセリフが多かったのも原因だと思う。
面白そうだと思って見たのだが普通の人はやはり呪術廻戦を見るのだろうか。やはり少し自分が興味を持つものは他の人よりズレているのか。
ふと思った、自分が集めている漫画を読んでいる人周りに居なくないかと。居なかった。自分が好んで聞いている曲。周りは誰も聞いていない。多分好きな曲又はアーティストは誰ですかと聞かれて答えたら変な空気になるだろう。
高校の時演劇部に入っていた。その為か好きな女優などを聞かれたような気がする(聞かれてないかもしれない記憶が定かではない)が私は答えることが出来なかった。何故ならドラマや映画を当時は全くと言っていいほど見ていないからだ。だからバラエティ番組でよく出演していた人ぐらいしか知らなかった。演劇部だから知ってるだろみたいな感じで話されても知らない。だからか世間とズレているなぁと感じることが多かった。その点演劇部では私と同じ傾向の人が多かったので居心地が良かった。クラスでの居心地が悪かった訳では無い。クラスでも一部の人にはありのままの自分を出していた。だが演劇部ではずっと素の自分でいる事が出来た。演劇部の人間にも自分と同じようにズレているのが多かったから居心地が良かったのだと思う。
あと普通の同じ年代の人達はファッションに目覚める人が多いかもしれないが私はあまり興味がない。流行りのファッションだとかも知らない。着たい服を着ればいいじゃないかと思う。親にも何度も言われた「もうちょっとオシャレに成りなさい」と
人前に出れる服装があればいいじゃないかといつも思う。数回親にもそれを言ったが小言を言われたので今は無視してる。つくづく自分は同年代の人と
ズレているなぁと思った今日この頃。