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🇹🇭AIが創るジュライホテル

人工知能が黎明期を成し、あらゆる職種がAIに置き換わる。そんなSF映画は1960年代から想像されてきたが、トリガーをCHAT GPTが引いた。私が約20年撮り溜めたデジタル画像を探していた時。ふと

「彼(AI)はバンコクを描けるのか?」

と思い付き。彼に指示を出してみた。
ーーー『タイ。パタヤビーチ。ウォーキングストリート。繁華街。夜。』
するとこうだ。

※ものの数十秒でこんなものができた

なかなか雰囲気はででいる。実際には具体的なキーワードをもう数個入れたが、いとも簡単に。立て続けに指示を彼に与えた

ーーー『同じ画角、朝、シャッター街』

するとこうだ

雰囲気は出ている?

本物の隆盛期のウォーキングストリートを見ている方には細かいツッコミどころはあるかも知れないが、万人が(こんな感じだったかなあ…)とそこそこ思える出来栄えだと思う。

でわ、だ。

有名な場所ではない。ニッチな。既にない。追憶の彼方の過去の世界を指示できるだろうか?

ーーー『ジュライホテル。ロータリー。夜。ヤワラー。80年代バンコク』

すぐに出てきた。これだ。

※ここらから彼を愛おしく思えてきた

うーん。
うーーーーん?。いや、ヤワラーだ。車は70年代のような…でもあの陰鬱な雰囲気から程遠い。しかし私はけなげに「彼(AI)」に愛着が湧いてきた。

ーーー『後ろのホテルは大きく。人はまばら。陰鬱な夜、で頼みます』

私の指示は“お願い事”に変わってきた。
そしてこれだ。

うーーーーん!!
ブレードランナー 感が増したが、それっぽくなってきた。つまりだ。我々は今この生成AIの「初期普及版」にここまで雰囲気を出されたら…そう、雰囲気だけを補完するに足る素材が簡単に出来てしまうのだ。

最後に

ーーー『バンコク。カオサン。繁華街。スコール。夜。』でこれ。

おぉ!

私は数テラの画像を持て余していた。今この記事を書いているのは新宿駅の雑踏の死角に身を置き、柱に身を委ね書き切った。

私達は一度享受された利便さから逃れられないのではないか?

---REI

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