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ダイイングメッセージって、なんで犯人の名前を書くんですか?

【#32】20210801


人生は物語。
どうも横山黎です。

このチャンネルでは、作家を目指す大学生が思ったこと、考えたことを物語っていきます。
是非、最後まで読んでいってください。


ということで、今回は「なんでダイイングメッセージって犯人の名前を書くんですか?」というテーマで話していこうと思います。


☆人生最後の言葉なんだからさあ…


僕、かねてから疑問に思っていたんですよ。

よくね、刑事ドラマとか、推理小説とかで、ダイイングメッセージってあるじゃないですか。

何者かによって殺された被害者が、死の間際に書き残したメッセージです。
犯人の名前を書いたり、犯人を指し示すものを握ったり、指差したりしますよね。

そもそも、現実にダイイングメッセージの実例ってほぼないんですよ。
なのに、フィクションの中では、題材として扱われることは少なくないし、あろうことか、いや、それただの暗号やん!みたいなメッセージもあると思います。

なんで、死の間際にそんなこと考えられるの!?って首をかしげたことがあるのは、僕だけじゃないと思います。


「比類のない神々しいような瞬間」という表現があります。
これ何かっていうと、死ぬ間際の瞬間のことなんです。
死ぬ直前はとんでもない思考回路が組まれるから、生きている人には理解できないほど複雑怪奇なメッセージを残すこともあるよね、っていうある種の意味付けがされているんですね。


百歩譲って、そういう瞬間があったとして、だとしても!
なんで、犯人の名前を書くんですか?


ずっと疑問だったんですよ。


もうすぐ死ぬかもしれないと分かって、最後の力を振り絞って、メッセージを残そう!
って思うまではいいんですよ。
そのメッセージの対象が、なんで犯人なんですか?(笑)
確かに、すっごい憎いし、許せないけど、自分死んだら、犯人が捕まろうがどうでもよくないですか?
だって、自分はもうこの世にいないんだもん。

だったら、人生最後の言葉くらい、自分や大切な誰かに向けたメッセージの方がよくないですか?


「楽しかった」とか「ありがとう」とか、そういうポジティブなものであるべきじゃないですか?

名前を書くにしても、犯人の名前じゃなくて、最愛の人の名前を書きます。
それでその人が疑われちゃったらどうしようかなって思っちゃいますけど、僕だったらそうします。
だって、最後に書きたい名前は、犯人じゃなくて、愛している人の名前だもん(笑)


☆僕だったらこんな物語をつくる


僕のダイイングメッセージの疑問について述べてきたわけですが、その課題と真摯に向き合った作品を書きたいと思います。


ただ批判するだけで終わりたくないし、ダイイングメッセージがミステリー界では一つの文化を築き上げているから、だったら僕なりに新しいダイイングメッセージの物語を書いてやろうと思ったわけです。


ということで、誰かに先を越されちゃいやだし、
もし仮に、既に扱われたネタだったら指摘してほしいので、ネタバレしちゃいます(笑)


ミステリー小説を書く前に、謎を明かすっていう前代未聞なことをしますが、いろいろ意見をもらいたいので、公開しちゃいます。

↓↓↓↓↓

亡くなった被害者のそばには、「110」というダイイングメッセージが遺されていました。
これを基に犯人を推理していくんですよ。

語呂合わせで「いいお」さんなんじゃないか?
いやいや、これは「110」番を示して、きっと犯人は警察官なんだ!


みたいな感じで、展開していきます。

でも、そのどれも違う。
というか、そもそも前提が違う。


結論、その「110」のダイイングメッセージは、犯人を示すものではなくて、被害者が最後に遺したかった最愛の人へのメッセージ。
それを書ききる前に、意識を失ってしまったから、中途半端なものになってしまった。


じゃあ、どんなメッセージを書き残そうとしたのか。

実は「110」は数字の並びじゃない。

I lo



つまり、被害者が遺したのは、「I love you」というメッセージ。

最愛の人へ向けられた最後の愛のメッセージだったんです。


ロマンチックでしょう?

これだったら、納得のできるダイイングメッセージでしょう?



ということで、このネタを元に、小説を書いていきたいなと思うんですが、実はこの作品をみんなでつくりたいなあと考えています。

一言でいえば、小説の「共同制作」


このnoteを舞台に、「みんなでつくる最高傑作」という企画をやってみたいなと思っています。


詳しくは、前回の記事で述べておりますので、是非チェックしてみてください。


質問や意見等ございましたら、コメントお願いいたします。
全力で返信させていただきます。


最後まで読んでくださりありがとうございました。
横山黎でした。


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