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「友産友消」という生き方

――フリマで初めて会った人から、本書いている人ですよね、と声をかけられることもあったし、つながったその先で自分の活動が注目される可能性は大いにあるわけですから、「友産友消」の意識は持っておいた方がいいと思いました。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「『友産友消』という生き方」というテーマで話していこうと思います。


📚大学近くで開催されたフリマ

昨日、僕は大学近くで開催されたフリーマーケットに参加しました。いろんな方の協力のもと成り立ったイベントだったんですが、取り仕切っていたのははやぶささん。住み開きシェアハウス「はちとご」のオーナーです。

以前にも記事で触れたことがありますが、「はちごと」は家の一部をオープンスペースとして地域に開放しているんです。基本的には大学生なんですが、「はちごと」で開催されるイベントには地域の大人たちも参加しています。

昨日のフリマもそうで、場所は大学近くの飲食店の一画で、その店のマスターが野菜を出品したり、フリマのスタッフに調理器具を貸したり、料理をふるまっていました。お客さんは老若男女世代問わずで、かなり賑やかな空間でした。



僕は昼下がりに向かったんですが、想像以上に人がいました。月曜日の昼とは思えないくらい。

服や家具、本、野菜、様々なものが出品されていました。そこに集まった人たちによる交流も魅力のひとつで、学生、大学の先生、主婦、個人事業主の方などなど、たくさんの人が集まっていました。

以前、昨年行きつけの飲み屋で初めて会った人と再会したり、子どもに絵本の読み聞かせをしているスタッフがいたり、陽だまりのような優しい場所がとにかく心地よかったんです。


個人的にめちゃくちゃ面白かったのが、フリーテキーラ。

テキーラマエストロの資格を持つ佐々木さんという方がいらっしゃって、フリマに来る途中にテキーラを買ったからショット2杯まで無料で振る舞うという謎のおもてなしがありました(笑)

昼間からテーブルを囲んでテキーラショットを嗜む光景が見られました。
#どんなフリマだよ

夕方5時にお開きになり、スタッフもお客さんも一緒になって撤収作業に入りました。そのさなか、運営のはやぶささんからの言葉がステキで、今回はそれについて話していきます。

いいでしょ、こういうの? 
これが友産友消


📚友産友消という生き方

地産地消という言葉があります。地域でつくって、地域で消費するという取り組み。生産者と消費者の距離がぐっと縮まり、人と人とのつながりを生むこともできます。

はやぶささんのいう「友産友消」という言葉は、ひとつひとつの単位がもっと身近。つまり、知り合いがつくったものを消費する。知り合いがやっているから応援する。そんな取り組みを指しているわけです。

今回のフリマもまさにそう。もちろん地域の方がお客さんとして参加してくれましたが、運営側はお互いにみんな顔見知り。以前から親交がある関係ばかりだったんです。

僕自身、以前SNSで見かけた人やオンラインイベントでは会った人と交流することができました。「あ、あなたが、あの!」みたいなやりとりで始まったんです(笑)

お互い知り合っているから共通話題も多いし、コミュニティの雰囲気を壊さないようにするから批判も悪口も何も飛ばない。人本来の良さを確かめ合える場所が、あのフリマにはあったんですよね。


フリマでたこやきをつくりつづけていた方がいらっしゃったんですが、ゲストハウスを運営されていて、そこで今度、テキーラ会をやるとのこと。もちろん主催は、フリーテキーラの佐々木さんです(笑)僕は予定があるから参加できないんですが、友人のイベントを友人の運営する場所で開催するという仕組みは、まさに「友産友消」です。

今度、僕は「TALK ABOUT!!」というプレゼンイベントに登壇者として参加するんですが、それも今回フリマを開催したはやぶささんからのお誘いだし、フリマにいたメンツも少なからず集まりそう。


知り合いの活動を知り合いが応援する。その知り合いの輪をどんどん広げていくことで、果てには地域の活性化にもつながるんじゃないか、そんな気もしてきます。

やっぱりどんなコミュニティの中に所属するかが大切で、所属するならそのコミュニティにちゃんと参加する、イベントに足を運ぶ、人とつながりにいく、という姿勢が大切なんだなってことを再認識した次第です。

フリマで初めて会った人から、本書いている人ですよね、と声をかけられることもあったし、つながったその先で自分の活動が注目される可能性は大いにあるわけですから、「友産友消」の意識は持っておいた方がいいと思いました。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20230411 横山黎




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