大事な後輩の挑戦に支援を。
ーーCOP16での経験が、手にする知見が、きっと素晴らしいものになるはずだと願いをかけて、そして、きっと問題だらけの地球を救ってくれる希望を込めて、応援することにしたんです。
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。
今回は「大事な後輩の挑戦に支援を。」というテーマで話していこうと思います。
今日の記事は、僕の大事な後輩の話をしようと思います。今度、コロンビアで開催されるCOP16という国際的な会議に参加するため、海を越える決意を決めた後輩の話です。
その名前は、横山廉。
生まれは東京、大学は茨城という共通点がある、僕の名前と1文字違いの、弟のような後輩。でも頼れる部分は確かにあって、環境問題に対して熱い思いを抱いている姿勢には素直に尊敬しています。
現在は、環境・社会課題の解決に最大限貢献できる生き方を探るために、大学を休学して活動しています。
茨城県笠間市にある友部コモンズというNPO法人の一員として、森の手入れや環境再生型の農業、環境啓発活動、地域づくりなどを行っているんです。
僕も実際、廉くんの活動には興味を持っていて、規格外の野菜で鍋パをするイベントや、森の整備をするイベントに参加したりしてきました。そのなかでいつも感じるのは、廉くんの胸の中心で燃える情熱でした。課題意識、使命感、そんな言葉に換言できる熱い思いに燃やしていたのです。
その炎に魅せられて、僕も遠くから見守ったり、たまに近くで関わったりしているのです。
▼規格外野菜で鍋パのイベントはこちらから
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そんな廉くん、今年の4月から休学をして、さらに自分の興味のある分野に特化して関わるようになりました。
彼の心のコンパスの針は今、「環境・社会活動、社会貢献事業等を支えるための土台となる、社会の仕組みやコミニティづくり」に向いていて、そしてその針が刺した未来が「COP16に参加する」だったのです。
COP16は、日本語では生物多様性条約第16回締約国会議と呼びます。生物多様性の保全や持続可能な利用に関する国際的な取り組みが議論される会議です。
廉くんがこの会議に参加しようと思った動機は以下の通り。
廉くんと初めて会ったのは、僕の取材のときでした。2年前のことです。当時、僕は初書籍『Message』を出版して、届けるのに必死でひたすら手売りをしていました。また、本を紹介する書評合戦ビブリオバトルで自著を紹介するという異例の挑戦をしていました。
その活動が認められ始めてきて、大学広報室の方から声がかかったんです。取材の依頼でした。そのときに同席していたのが、当時学生広報グループ(的な名称だったはず!)に属していた廉くんだったんです。
まさかの横山かぶり、出身地かぶりですぐに打ち解け合ったことを今でも覚えています。2回目に会ったのは新宿。お互いの帰省のタイミングが重なったので、飲みにいくことにしたんです。
それからというもの、僕らは仲良し5人組のうちのふたりだったので、一緒にいることが多かったんです。みんなでゲストハウスに泊まってBBQしたり、笠間の街を歩いたり、一緒に朝活のイベントに参加したり。
また、僕の活動にも興味を持ってくれて、僕がこれまでに2度開催してきた「BOOK TALK LIVE」というイベントのスタッフを務めてくれたりしました。
もちろん僕の知っていることなんて限られているけれど、廉くんの今までを少なからず知っている僕からしたら、今回の挑戦には頷けるものがあるし、覚悟を決めたなとにやりとしてしまいました。
昨日、僕は僅かながら支援をしてきました。
COP16での経験が、手にする知見が、きっと素晴らしいものになるはずだと願いをかけて、そして、きっと問題だらけの地球を救ってくれる希望を込めて、応援することにしたんです。
僕のまわりでこんなにも地球のことを考えている大学生はいません。是非、この記事を読んで少しでも興味を持たれた方は、廉くんを応援してあげてください。
最後に、廉くんの思いを載せておきますね。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
20241016 横山黎
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