【歌詞】マスターピース
生まれたときから握っている
鉛筆で日々を綴っていく
少しずつ命は削れていくけど
芯のある生き方をしてみたいんだ
時代や常識のせいで丸くなってしまうくらいなら
いつまでも尖り続けていたい
たとえ誰かを傷つけてしまっても
生きた証を刻んでいきたい
人生は物語
自分だけのマスターピース
夢も愛も出逢いも たくさん詰まっている
涙に暮れる日も 心折れそうになる日も
いつか幸せになるための伏線だから
忘れたくないもの栞にして
どれだけページをめくっても思い出せるように
世界が出した正解に始めから用などない
誰もいない道を歩いていこう
ありきたりなエピソードはいらない
優れなくていい 異なっていきたい
失敗なんてこの世に存在しないから
挑戦を続ける夢想家で在りたい
青春は終われない やりたいことで生きていく
夢を笑っていた人も笑顔にできるように
ひとりぼっちじゃない 仲間がそばにいる
いろんな本が集まる 図書館のような場所
人生は物語
自分だけのマスターピース
夢も愛も出逢いも たくさん詰まっている
涙に暮れる日も 心折れそうになる日も
いつか幸せになるための伏線だから
人生は物語
「人生は物語」
そのフレーズが僕の心の真ん中に現れたのは、いつだろう。
幼稚園児の頃、絵本を書いた。
小学生になって、紙芝居を書いた。
中学校になって、脚本を書いた。詞も書いた。
高校生になって、歌をつくった。
大学生になって、YouTubeを始めた。
やりたい気持ちが先走って、実力が追いついてくるのはもっと後。
ちゃんと実力がつけばいいんだけど、中途半端なところで満足しちゃうのがほとんど。
逃げるように、次の「やりたい」を追いかける。
でも、変わらない創作が一つだけあった。
小説。
小学5年生のときに書き始めてから、今まで絶えることなく書き続けてきた。
そしてまだ、書きたいものがたくさんある。
書かなきゃいけないことがたくさんある。
もう逃げたくない。
絶対に、やり遂げたい。
だから、努力。
夢を叶えるために、努力。
この歌は、今の自分を奮い立たせるためのもの。
この歌は、これからの自分の道標になってくれるもの。
へたっぴな歌だけど、これがすっごく価値を持つ未来があるといいな。
これも一つの伏線。
さあ、最高傑作の始まりだ。
20210730 横山黎