準備しなきゃチャンスを失う。
ーーやっぱり買いたい!と思ってくれたとき(購買意欲が1番高いとき)に提供できることが僕の目指したい「届ける」なので、できる準備はしておきたいのです。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「しあわせが歩いてきても俯いていちゃすれ違う」というテーマで話していこうと思います。
📚母親のママ友に手売り
昨日のことです。急遽、呑みに誘われました。それも母親から(笑)
ちょうど実家に帰るタイミングと、母親がママ友2人と飲みにいくタイミングが重なって、夜の7時くらいに電話がかかってきて呼び出されました。というよりも自分から飛び込みにいきました。
母親からの電話の要件は、「友達が『Message』買ってくれるみたいだけど来る?」とのこと。そりゃあ行くしかないじゃないですか!昨日もまあまあ飲んだし、新作の執筆しなきゃだし、深夜に大阪に飛ぶけどまだ時間はあったから、「行く!」と二つ返事で家を飛び出しました。
母親たちが飲んでるのが最寄駅の近くの飲み屋さんだったから、ものの15分で着けます。
で、店に着いて、「ご無沙汰してますー!」と挨拶しました。以前に、といっても僕が小学生の頃だからもう10年以上前のことになりますかね、その頃にお会いしていました。正直、具体的なエピソードとかは覚えてなかったんだけど、顔や雰囲気は覚えていて、久しぶりの再会にじんとくるものがありました。
「大きくなったねー!かっこよくなったねー!」とおだてられ、いくつか会話を挟んだ末、本の話になりました。
僕は無事に『Message』を手売り。少しでも読みたくなるような話をいくつかして、楽しんでもらえるように案内しました。
その流れで、次作はないの?って話になったんです。僕はそのとき、「よし来た」と心の中でガッツポーズを掲げました。『Message』の誕生秘話や制作の裏側、僕の20年分の人生を詰め込んだエッセイ『伝えたいことが20年分ある』をも届ける機会に恵まれたのです。
で、こんなこともあろうかとちゃんとエッセイも2冊分持ってきていたんです。
📚届けられる準備をしておく
家を出る前にエッセイの存在に気づき、もしかしたら応援の意味も込めて2冊買ってくれるかもなぁと淡い希望を抱いたんです。
『Message』だけならそれだけで届けられるからいいやと思い、とりあえず持っていくことにしました。1番避けたいのは、エッセイを買うと言ってくれたのにその場で手売りできないこと。持ってくだけなら苦労も何もありませんし、届けられる準備をしておくことは大切なんですよね。
僕は基本的にどこへでも小説『Message』を持ち歩いていて、機会があれば手売りできるように準備しているんです。
やっぱり買いたい!と思ってくれたとき(購買意欲が1番高いとき)に提供できることが僕の目指したい「届ける」なので、できる準備はしておきたいのです。
📚俯いていちゃすれ違う
準備ひとつでチャンスをものにできるかできないかが決まってきます。
YouTuberのヒカルさんが車にギフト(ブランドもののアクセサリーとか化粧品とか)をいくつか用意しておくというエピソードを聞いたことがあります。その日偶然にも誕生日だった女性にプレゼントできるように準備しているんです。
偶然バースデーガールに出逢ってプレゼントを渡すような仲になるなんてシチュエーションが頻繁に起こるとは思えないんですが、カリスマYouTuberの世界では起こり得るのでしょう(笑)
ここで注目したいのが、お察しの通り、「準備をしてる」ってところで、その人が誕生日であると知ったときにプレゼントを渡すことが1番かっこいいじゃないですか。さっきの購買意欲が1番高いときに手売りしたいって話と一緒で、後から「そういえばこの前誕生日って聞いたから、はい!」と渡すよりも聞いたその場でプレゼントした方がモテるわけです。
ギフトひとつでその後の関係性が変わってくるのなら、ギフトを車の中に準備しておく価値はあるよね、という話です。
目の前のチャンスを取りこぼさないように、しっかり世界と向き合って、準備を怠らないで、日々を営んでいこうと思いました。
しあわせが歩いてきても俯いていちゃすれ違っちゃいますからね!最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
20230216 横山黎