しっかりものの長女が小学校に入学して起こった問題
今日は長女のことでも。
我が家の長女はしっかりものである。
第一子でもあるので、かなり神経を注いで育ててきた。
私と夫が若くして父と母になるきっかけをくれたのがこの子だ。
出産レポにも書いた通り長女はなかなか大きく生まれた。
初めての育児だったが、成長発達はほぼ平均通りかそれより少し早いくらい
離乳食にもつまづくこともなかった。
いま振り返ればなんの問題もなく、かなり順調に成長してくれていた。
一方親の私たちは、長女の一つひとつをものすごく心配し常に先回りしていた。
特にストレスだったのが公園。
色々なものに興味をもち、触れたりすることで感覚を養っていくことが大切なことだとはわかっていても
長女が何かを触れるたびにすぐに手を拭いていた
木の枝や葉っぱを拾うとすぐ、口にいれてしまったらどうしよう、目に刺さってしまったらどうしよう、と不安になり目を離せず、すぐに汚いからやめようねと声をかけ
どんぐりを拾っても中に虫がいるのではとビクビクしながら違うことに興味を引き付けようとした
ボール遊びをしている小学生がいれば危険だと思い公園は諦めたことも何度もある
鯉の池の近くではもう歩けるようになっている長女だったがずっと抱っこで鯉をみせた
汚いよ~!危ないよ~!
という声掛けばかりしていたように思う。
家の中でもどんなに気を付けていてもケガをするときはする
コーナーガードを付けていないところに限ってぶつかったり
何もないところでも重心が傾いたのが、いきなり
ゴンっ
なんてこともよくある
それでも赤くなってしまったり、それが数日後に少し黒ずんでしまったりするとかなりショックを受けていた
そうやって、慎重に慎重に育てた長女はしっかりものになったが、少し神経質で自分で決めることがなかなか難しい。
幼稚園に上がったころは手に砂がつくのが苦手ですぐに拭いてと先生に言っていた。
小学校に入ってからも
ママならどう思う?ママはどれがいいと思う?と全て私に意見を聞く。
初めての小学校にあがったばかりの時は不安感から頻尿になった。(心配で病院を受診したら環境に慣れないことによる、ストレスで頻尿になることがあるそう)
担任の先生と私から見ても、お友達も沢山いて、勉強が遅れていたわけでもない。むしろ活発でリーダーシップもあるので、、と先生も驚いた様子だった。
夜中も15分おきくらいにトイレに行くのでこちらも気になって寝られない。
本人も何度もトイレに行くのが嫌だったようで、しまいにはトイレから出てこなくなった。
私が見に行き、どうしたの?と声をかけると
おしっこがしたくて。。トイレに来たんだけどでない。。と言った
さっきから何度も行ってるし、出そうな気がするだけで出ないんだよ。もう布団に戻ろう。と話し一緒に布団に戻るも
また5分もしないうちに何度もトイレへ行く
そんな日々が数日続いた
トイレに何度も行くことを周りの人が気にしないであげてください。と病院から言われたので担任の先生と保健室の先生に話し、授業中などにも行きたくなってしまうこともあると思いますが、すみませんがご配慮くださいと伝えた。
もし、教室で漏らしてしまうようなことがあれば、長女の性格上とても気にするだろうし、学校に行けなくなってしまうかもしれない
先生に、授業中じゃなくて休み時間に行きなさいと咎められでもしたら、それもまた長女のプライドをかなり傷つけることになってしまうと思い、私もかなり気をもんだ
それでも、極力長女がトイレに行くのを気にしないふり、見ないふりをしていたらふと気づくといつの間にか長女の頻尿問題はなくなっていた
期間にしては3週間くらいのものだったと思う。
そこまで何にも躓かず、順調に育ってきたと思っていた長女は、6歳と小さいながらに色々な不安の中で戦っていたのだなと思った
何もなくて順調だったのではない
環境の変化や、様々な不安、を一つひとつ、一生懸命長女が乗り越えてきて、それで小学校1年生まで大きくなっていたのだなと感じた