本当に2人目出産は1人目より楽?出産当日
朝から腰がとてもだるかった
昨日は動きすぎちゃったからな~と思いながら、今日はゆっくり過ごそうと思った
なんだか違和感を感じトイレに行くと
でた!
おしるし
おしるしはわかりにくい人もいるようだが
私の場合は1人目でもおしるしがあったのですぐにわかった
手伝いに来てくれていた母に伝えたが、まだ陣痛というほどのものはなく、そのまま様子をみた
予定日までいけば長女とは2学年差になるが、今生まれると早生まれになり、年子になるなぁ
とぼんやり考えていた
ただ私の中にさほどこだわりはなく、数日違うだけで育児の大変さは学年が1つ違おうが違うまいが変わらないのだからどちらでもよかった
母は、早生まれだと小学校の中学年くらいまで少し差が出ちゃうってきくから、できれば4月超えてくれるといいね~なんて心配していた
ただ、そんな会話を知ってか知らずか、お昼前から少しずつ定期的な痛みや張りを感じ始めた
私は、もしかして入院になったらお風呂に入れないしと思い、優雅に昼からバスタイムにした
髪をかわかしながらも、かちんかちんに張るお腹
やっぱりこれは、4月までは無理そうだなと思った
お昼ごはんの時間になり、母が作ってくれた昼食を食べていると
痛みがどんどん増してきて完食できなかった
痛みの合間に病院に電話し、2人目ということもあり、早く進むかもしれないから来るようにと言われた
痛みの波が来ているときは、イタタタタと一瞬立ち止まるが
それ以外はまだ普通にスタスタと歩くこともできた
NSTでチェックしてもらい、陣痛がきている、子宮口は3センチくらい開いていると言われた
1人目のときは病院に行った時点でまだ1センチだったので
もう3センチも開いてるんだ?わーいと単純に喜んだ
痛いけど、まだ平気、
夫に入院したから都合いいタイミングで来てとLINEをした
5センチほどまで進んだあたりで陣痛室に移動した
ほどなく夫も会社から抜けてきて、母は長女のお迎えやお世話があるからと帰宅した
私はまだ会話する元気もあり、長女の5センチの時との差を感じた
あのときは5センチで、かなりもがき苦しんでいた
長女がビックベビーで、陣痛のわりに下に降りてこられていなかったからかもしれない
私のまだ平気そうな様子に、ただ見守ることに飽きたのか夫はコンビニに行ってくると言った
1人目のときは立ち合いしなかったのだから、はじめての立ち合い出産、もう少しつきっきりで励ますとかないのか?とも思ったが、コンビニがすぐ近くだったのもあり、いいよと言った
喉が渇くから飲み物を買ってきてと頼んだ
私のイメージではお茶や、スポーツドリンクなど
スッキリするもののイメージで頼んだのだが
夫が買ってきたのは
オレンジジュース
ピルクル
イチゴオレ
そのチョイスにイラっとしてしまった
ねぇ、なんでこんな乳酸菌っぽいのとか、口ねばつきそうなやつ選ぶの?
普通、出産のときとか、口潤したいって言ってんだからもうちょっとサラッとしたやつ選ぶでしょ
と言うと、
だってストローの方が飲みやすいって言ってたから・・と言った
そうかそうか、、確かにストローだとこれ系になるのか
ポカリにはストローついてないもんね
でも・・・これかぁ・・
私、牛乳はのむけどこういう乳酸菌飲料とか、イチゴオレとか甘いのは一切のまないのに。。
まだまだ結婚3年目、阿吽の呼吸とはいかないのね、、と思った
その中では、一番さっぱりしそうなオレンジジュースを選び少しずつ飲んだ
夕食が運ばれてくると私は食べれるものだけ食べて夫に残りをあげた
陣痛室のテレビではぐるナイがやっていて、夫がそれをみて呑気に笑っていた
少しずつ増してくる痛みに、一瞬息をとめて我慢したりしていても、テレビにくぎ付けの夫には聞こえていなかった
途中、本格的に痛くなってくると夫はやっと気づき
大丈夫??痛い??
と言った
痛くないわけねーだろと思いつつ、ウン。。と答えた
少しの間、事前に教えておいたテニスボールで腰を押してくれたりもしたが、それも自分が疲れたのかすぐにやめてしまった
それでも、初めて夫がいてくれる出産に心強さは感じていた
正直、全然役には立っていなかったけど、精神安定剤にはなったと思う
手を握るだけでも安心したし、いてくれてありがとうと思った
全然役にはたってなかったけど(2回目)
子宮口が8センチ9センチになってくるとそろそろ本格的に緊迫したムードになってきた
私ももう、しゃべる余裕はなく、痛みの間に一瞬寝そうになったり、ぐったりしていた
さすがに夫もテレビをみるのをやめていた
助産師さんが内診してくれたり、看護師さんが頻繁に見に来てくれて夫もオロオロと心配そうにみていた
隣の分娩室に移動することになり、夫は一旦退出させられた
時間にしてどれくらいだろうか
おそらく30分くらいは分娩室に入ってこられなかった
いよいよもって頭が出てくるというタイミングで、夫も分娩室に入ることを許可された
夫の手を握ると私はまた安心した
看護師さんと、助産師さんと、夫に励まされながら
今回は前回のようには騒がないぞと心に決めていた
でもやっぱり最後の方は多少叫んでいたと思う
痛くて痛くて、2人目は楽だからと今まで私に言ってきた人たちを恨んでいた
うそつき!二人目は楽だっていったじゃん
スポンと生まれるっていったじゃん
2人目が楽なんて信じなきゃよかった!!と心の中でだれかに八つ当たりをしていた
私は、ほかの人に2人目は楽だよ!!
なんて軽はずみなこと言わない!と心に決めた
何回か必死にいきんで、ドゥルンと息子が生まれてきた
分娩所要時間10時間
息子は娘より1000gも小さかった
それでも娘が大きかっただけで、息子も未熟児ではなかった
記憶に新しい大きな赤ちゃんだった娘と比べると
息子は小さく、細く、弱々しかった
なきごえも、ヒェ~ンと、か細く、小さく
色も青白かった
正直、え、大丈夫かな、、と思って心配になったが
少しするとそれなりの声で泣き、顔も健康的な赤っぽい色になった
それをみて本当に安心した
夫も、初めての立ち合いに目を潤ませ感動していたようだった
ありがとう がんばったね
と私の頭をなでてくれた
今回も少しだけ裂けてしまったので縫合してもらった
前回と違い、小さかった息子のおかげで数針だけだった
そんなに痛さは感じず、夫と話す余裕もあった
これから4人家族で頑張っていこうと誓った
年子育児の始まりの日だった