アラフィフがインテリアコーディネーター・宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士試に一発合格した話①
インテリアコーディネーター受験のきっかけ
私の仕事は、賃貸不動産の家主管理業です。
数年前から、高級賃貸物件を取り扱うようになり、それに伴い入居者様に対して、カーテンやラグなどの販売を始めました。面倒なサイズ計測、発注作業をはじめ、ご入居までに吊るして(敷いて)おきますよ、というサービスで、私ともう一人のスタッフが接客し、ご好評いただいておりました。
接客をしているうちに、私の知識が、代金が最低20万円以上となるオーダーカーテンの注文を受けるに当たって、浅すぎるのでは無いか、もっと自信を持ってアドバイスしたい、という気持ちが湧き出てきて、自信を持って接客する為に受験を考えました。
そもそも勉強が嫌い
私の勉強に関するプロフィールの話をしないといけないかもしれません。
塾に行っていた中学時代は、普通に勉強が出来ていた記憶はありますが、高校以降はアルバイトに明け暮れ、勉強に対して完全にドロップアウトしていました。
学校にも行ったり行かなかったり。通知表の出席のところを修正ペンで書き換え、親に嘘をついたりもしました。
高校卒業時の成績は、全く学校に来ていない、という人を除いてほぼ最下位だったと思います。ヤンキーでもなかった。
グレていないのに成績はほぼ最下位。一緒に頑張ろう!みたいなノリも毛嫌いしていて、女子校で短大がついているので90%以上の生徒が上へ上がる中、外に出たくて、勉強せずに受かる事のできる底辺美術系短大に進学しました。
結婚して商売を手伝い出してから
いかに高学歴の人たちが多いかを思い知らされる
またまた話はそれますが、その後特にキャリアも積まず、23歳で自営業の主人と結婚します。私の実家も自営だったため、働く事は当たり前の事でした。
そしてホテル業・不動産業を初めて知るのですが、展示会などに行くと、同業者の2代目社長、3代目社長と知り合う事が多くなりました。
叩き上げの方もいるのですが、何せ皆さんの学歴が華麗な事に驚きました。
周りに高学歴の人もおらず、田舎育ちなので、私学のエスカレーターに通っていた人なども会った事がありませんでした。
私の学歴コンプレックスがここで最高潮になります。
ですから働きながら大学に通う事や、いつか誇れる資格が取りたい、という気持ちはずっとありました。
(今は仕事が出来る事と学歴は無関係だとハッキリわかったので、学歴コンプレックスはありません)
ただ私が机に向かい、勉強をする事ができるかどうかは未知数のまま、仕事に子育てに奔走する毎日を送り、中年になりました。
インテリアコーディネーターの資格を取る為に
さて、話を戻して、インテリアコーディネーターを受験する事を決め、受験概要を調べると、10月に1次筆記試験 12月に2次図面の試験がある事、1次2次併せて25%切るぐらいの合格率、1次試験は9科目の広い試験範囲という事がわかりました。1次を受からないと2次は受けられないという事で、HIPSという資格スクールへ2月から、週一 2時間通う事にしました。
2時間の講義があり、講義の始まる前に復習のミニテストがあります。
まずはそのミニテストで必ず80%以上の得点を取り、落ちこぼれない事を目標にしました。独学で受かる方もある中で、私は高い授業料を払っているのだから、絶対に落ちたくないと思いました。
一問一答を肌身離さず隙間時間に勉強し、HIPSの講義動画を家事の間も流し聞きし、普段より1時間早起きし、勉強していました。
全国公開テストというのが2回あり、1回目の試験で全国で10番以内を取りました。これはいける!と確信しました。
油断すると勉強しなくなる私
そこから勉強へのモチベーションが下がりました。
ミニテストも、択一問題だったので、そのコツをつかみ
ミニテストの点数はキープしていましたが、勉強量は格段に減っていました。
2回目の公開テストで、Cランク
このままでは受かりませんよ、という成績を取りました。
この歳になっても、やはり生来の勉強嫌いは出ます。
HIPSの講師にもアドバイスされ、二次試験のスクーリングは試験後からスタートする1ヶ月コースで申し込む事になりました。
(余裕で一次を通過する人は、二次のスクーリングは一次試験前からはじめる)
2月クラスの皆とは違う動きになってしまいました。