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不安のモヤが心にかかる時

仕事の人間関係は良好、忙殺されるほど忙しいワケでもない。
嫌なことなんて何もない。悩みがないのが悩みってくらい。

そんな時にやってくる漠然とした不安。

この不安の正体はわかっている。
恋愛のせいだ。私には今、恋人がいる。恋人との関係に不安を抱いている。

彼が私に興味を示さなくなった?と思う。
ハネムーン期が過ぎたみたいなのだ。

こうなることは分かってた。どんな男女でもハネムーン期は脳内アドレナリンが出まくってて、何をしてもどこにいても頭の中はお花畑なのだ。

しかし、その時期は長く続かない。必ず、関係が安定してくる日はやってくる。まさに今がその時だ。

私たちは同棲していないので、とにかく会う時間を作ることが難しいという前提がある。
その中でも今まではやりくりしてきた。今だって会う約束の日はちゃんとお互い確保している。

なのに、不安なのだ。
あぁこのまま飽きられてしまうの?
私の話はつまらない?
そんなことを思う。
…典型的なめんどくさい女になろうとしている。
人のことなんてなりふり構わず生きてた私はどこへ行ってしまったのだろう。

恋愛をすると、承認欲求が湧いてくる。もともと承認欲求なんてないのに。

私を見て欲しい
私が1番だと言って欲しい
私を必要として欲しい

こんな女になるなんて望んでいないのに。

その自覚があるから、今はそっと大人しくしている。これも恋愛の醍醐味だ。

今はまだ、少しこのこんがらがった想いを解く段階だと思っている。

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