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完ミで育てる決意をした話

子供を産む前は「産んだら母乳が出るようになる」「ミルクは使いたい人が使う」「私は混合で育てたいなぁ」と恥ずかしながら知識不足でそう思っていました。

実際に産んで母乳が出ることはなく。3200gくらいで産んだ子供は吐き戻しが多く、k2シロップやミルクを吐き出して体重がぐんぐん落ちていき吸わせる練習をと助産師さんが子供が泣こうが喚こうが吸わせようとする様子を見て「すぐ出なくてごめんね」と助産師さんが正しいし、私のためを思ってしてくれる行為に「そこまでしなくても……」と思う始末。吸う力がなく、すぐ疲れるのでミルクメインで授乳し退院前日に助産師さんがとても頑張って絞ってくれて漸く10mlになった初乳を哺乳瓶で飲ませた時の光景をまだ覚えています。

周りの人は授乳させて毎回体重測ってるのに自分はなかなか出来ず、申し訳なさから夜に泣いたことは数知れず。まずは体重を増やそう!と吸う練習はそこそこにミルクをガンガン飲ませた。

ミルクメインにしてはいたものの、自分の気持ちの整理がなかなか出来ず、結局1ヶ月検診まで色々試した。

ただ、これ以上は私が周りの人と比べてしまって自分のことを嫌いになりそうだと思って完ミでいくことを決意。

まだまだこれで良かったのかとたまに思うことはあるけど、ニコニコしてくれて最近目で私を追うようになった娘を見て、体重増えているのを実感するとこの選択は間違ってなかったなと思えました。

割り切ってしまえば人に預けやすいし、飲むもの食べるものを気にしなくて良い。どのくらい飲んだかわかるといった良い面が見えてきました。お金はかかるけど。(笑)

産前産後は些細なことでも気にしてしまうし、自分を責めてしまうことが多いのでストレスを少しでも減らすのは大事だなと実感しました。



▶▷今回の写真に関して◀◁

5年程前に行った台湾での一枚です。

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