読書日記〜人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた〜

バレンタインデー前日、毎日仕事、自分の中の達成するべきことに追われ目覚めからあっという間に夜。すっかりチョコを買う時間などないままこの日付までやってきたと気付く。お世話になる身の回りの人達には何か渡さなければ。今日も全然チョコを物色しに行く時間がない。どうしよう。去年Xmas、大晦日を自分の都合でずらしてからカレンダーに素直に従うことすら億劫。女子から男子へというチョコ会社が作った慣習に乗るのはみんな楽しいから。無理にやるようなことではない。今年はバレンタインを口実にとびきり可愛い容姿を撮り下ろして貰い都合の良い所はたっぷり利用。チョコを送り合う風習位乗ってあげても。いい。思い直す。明日頑張って早起きしチョコを買いに行く。この後ちゃんと早く眠れたら。

昼間は用事があり専門の級友と3人で昼食。確定申告の相談。そろそろマジで本腰入れなければ。毎年ギリギリ。最低限の用を済ませ帰宅し夕方からは遠隔収録。ゲストを2人入れて賑やかに会話。楽しさの中に誰かを傷つける発言がないか。何か見くびって話してはいないか。初見も面白く聴けるかと色々考えてしまいずっと何かに焦る精神状態、楽しいが両立するのが不思議な所。誰かを傷つけることを言っていたら教えて。芸能に特化した話題が続く。内容は案内する。お楽しみに。撮り終えgoogle meet上で雑談をする間に大きめの地震。結構揺れた。部屋で1番大きな鏡を抑え、他に倒れそうな物がないか見渡す。google meetの各々の画面も揺れていてこの画面を録画しておけばよかった。不謹慎。見えている限りみんな無事のまま揺れが収まり「余震に注意」と言い合い解散。東日本大震災はもう10年前。信じられない。明日はバレンタイン配信。顔をなるべく可愛くする。防災の観点でも風呂に湯を溜めておく。いい。湯を沸かす。若手俳優オタクの男性が書いた「人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた/横川良明」という本を読む。1言で括れはしない感情。私にとって推しという概念に近い最も古い記憶は胃が捩れる程つまらない授業、話したくもない級友達の中で最前列にも関わらず頭から毛布に包まり居眠りのフリをし続けた冬の教室。頭の中で一緒に遊んでくれていてたあキャラ。毛先の跳ねた子。世界が終わったら。いい。脱力感の中思う時終わりにいたら綺麗だと思えた唯一の存在。そう。恋愛、宗教など既存の概念では括れそうで括れない心に持つことを誰の許可もなく自分自身に許した1つの聖域。上手く言えない。いい。

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